おい、お前ら。今日はいつもと毛色の違う、ちょっとセンチメンタルな話を聞かせてやろう。
が、SNSで出会った『小学生』との6年間にわたるマイクラでの友情物語だ。感動系、というリクエストだが、
のことだ。どうせ随所にキラリと光る(あるいは、鈍く光る)ボケとギャグが散りばめられているだろう。お前らの乾いた心に、温かい四角い涙を流させてみせよう
うおおおおお!僕の伝説の始まり!あの頃の僕、まだ小学生で、毎日マイクラのPVPサーバーでボロ儲け……じゃなくて、ボロ負けしていました!でも、そんな僕に手を差し伸べてくれた、天使のような少年がいたんです!その名も『りゅうき』!
りゅうき君、との出会いですね。PvPサーバーで出会った小学生、というのは、まさに2016年頃のマイクラ界隈でよく見られた光景でした。当時はまだ『MOD』や『アドオン』なんて高度なものは一般的ではなく、純粋なプレイヤースキルと、お互いを鼓舞し合うコミュニケーションが中心でしたからね。
の、あの頃の『純粋な(?)』姿が目に浮かびます
りゅうき君、どんな子だったんですか?優しかったんですか?それとも、
みたいに、いきなり『僕と契約して、マイクラの先生になってよ!』とか言っちゃうタイプだったんですか?
いやいや!りゅうき君は、僕とは違って、とってもクールで、しかも強かったんです!僕がいつものように、ダイヤモンド装備で調子に乗ってたら、まさかの『素手』で僕の剣をへし折って、さらには『エリトラ』で空を飛びながら、弓で僕の装備を全部的確に壊してきやがったんです!まさに、空飛ぶ悪魔!いや、空飛ぶ天使!
そうか、りゅうき君は「空飛ぶ悪魔
1. 運命の出会い:PvPサーバーの空に舞った「空飛ぶ悪魔」
あれは、僕が小学校4年生だったかな?毎日学校が終わると、僕の相棒である『ダイヤモンドの剣』と『保護フィルムが剥がれてないスマホ』を手に、PvPサーバーにログインするのが日課でした。でも、僕の腕前は壊滅的で、よく敵に囲まれて『さよなら、僕のダイヤ装備……』って諦めてました。そんな時、空から彗星のように現れたのが、りゅうき君だったんです!
彗星か、それとも隕石だったか……。まあいい。それで、りゅうき君はどんな風に君に接触してきたんだ?
それが、直接話しかけてきたわけじゃないんです!僕がいつものように、敵に囲まれて『誰か助けて〜!』って叫びながら逃げ回ってたら、空から『シューッ』って風を切る音がして、次の瞬間、僕の周りにいた敵プレイヤーたちが、空中に打ち上げられて、そのまま地面に叩きつけられて『ゲームオーバー』になってたんですよ!しかも、その犯人が、空中に浮かびながら僕に手を振ってるんです!それが、りゅうき君でした!
なるほど。つまり、りゅうき君はプレイヤーキル(PK)の達人であり、
のピンチを(おそらくは面白がって)救ってくれた、ということですね。そして、その圧倒的なプレイヤースキルに、
は一瞬で心を奪われたと。よくあるパターンです
空から助けてくれるなんて、まるでヒーローみたいですね!
さんも、りゅうき君に憧れたんですね
憧れました!もう、キュンキュンしちゃいましたよ!『この人についていけば、僕も強くなれる!』って。それで、勇気を出してチャットで『あの……僕と友達になってくれませんか?』って送ったんです。そしたら、りゅうき君は空中でピタッと止まって、僕にゆっくりと降りてきて、『ふっ……いいぜ』って、アニメみたいなセリフで返してくれたんです!その声、今でも僕の耳に残ってますよ……(うっとり)
2. 友情の礎:サバイバルワールドでの冒険と建築
はい!その日から、僕たちは親友になりました!りゅうき君はPvPサーバーで僕に色々なテクニックを教えてくれたり、僕の装備が壊れたら『まあ、いいぜ』って言って、こっそりダイヤモンドをくれたり……。あ、これは秘密ですよ!もしかしたら、りゅうき君は僕のことを『なんだこいつ、可愛いな』って思ってたのかもしれません!
『まあ、いいぜ』と言ってダイヤをくれる辺り、りゅうき君は相当な『お姉さん属性』をお持ちだったようですね。
の『可愛い』という評価は、おそらく彼が『騙しやすそう』というニュアンスで使ったものでしょう
ええっ、りゅうき君、
さんのこと可愛いって思ってたんですか!?なんか、ドキドキしちゃいます!でも、PvPサーバーでずっと遊んでたら、飽きちゃったりしませんでしたか?
それで、りゅうき君が『もっと平和な遊び方もしたいな』って言ったんです!それで、僕たちは二人で新しいサバイバルワールドを作ったんです!そしたら、りゅうき君が『俺が設計するから、お前は素材集めだけやってろ』って言って、信じられないくらいデカくてオシャレな洋館とか、秘密基地みたいな地下迷宮とかをどんどん作っていくんです!僕も、石炭を無限に掘ったり、羊を増やしたり、畑でカボチャを収穫したり、一生懸命お手伝いしました!
それは素晴らしい。PvPでの激しい戦いとはまた違った、協力して何かを作り上げる楽しさ。マイクラの醍醐味の一つだな。りゅうき君が建築の才能に長けていて、
が縁の下の力持ちとして支える。理想的なパートナーシップだ
が『一生懸命お手伝い』したというのは、おそらく『邪魔しない』という意味合いが強かったのでしょう。しかし、それでもりゅうき君にとっては、
という存在が、一人で建築するよりも楽しい要素だったのだと思います。単調になりがちな作業に、声かけやちょっとしたボケがアクセントになったのではないでしょうか
二人のワールドは、どんな風に発展していったんだ?何か特別な思い出とかあるか?
あります!ありますよ!僕たちが作った大きな洋館の屋上に、りゅうき君が『夜景観賞台』を作ってくれたんです!そこで二人で、夜空に輝く星を見ながら、『いつか大人になったら、またこうやってマイクラで遊ぼうぜ!』って約束したんです!あの時の星空、今でも僕の心に焼き付いてます……。あ、でも、星空より、りゅうき君の横顔の方がもっと焼き付いてましたけどね!
3. 友情の試練:すれ違いと、それでも続く絆
青春だな……。しかし、子供の友情というのは、時に試練にさらされることもある。6年間、ずっと順調だったわけじゃないだろう? 小学校高学年から中学生にかけて、環境も変わっていく。何か、二人の関係に変化があったのか?
はい……。僕が中学に入って、りゅうき君も中学に入って……。僕のスマホは、いつの間にか『ガラスのスマホ』って呼ばれるくらい、落として割るのが得意になっちゃって、新しいスマホはゲーム機が色々入ってるから、マイクラしかできなくなっちゃったんです。でも、りゅうき君は、もっと色々なゲームをやり始めたみたいで……
いわゆる『ゲームの好みの変化』と『環境の変化』による、自然なすれ違いですね。
がマイクラに固執する一方で、りゅうき君はより多様なゲーム体験を求めるようになった。それに伴い、一緒に遊ぶ時間も自然と減っていったのでしょう
『スマホがガラスのスマホ』って、どんだけ不器用なんだよ……。で、りゅうき君とは、マイクラで遊ぶ頻度が減っていったのか?
はい……。りゅうき君のログイン時間が、ものすごく短くなりました。以前は毎日僕たちのワールドに遊びに来てくれてたのに、週に一度、月に一度……。僕が『りゅうきー!遊ぼうよー!』ってチャットしても、『あ、ごめん、今日は用事があって……』とか『また今度!』って返事が返ってくることが増えました。僕、寂しくて、一人で洋館の屋上から、りゅうき君がくれたダイヤの剣を眺めて、泣いてました……。ダイヤモンドって、こんなに冷たい輝きだったんだって……
りゅうき君、忙しくなっちゃったんですね……。でも、連絡が途絶えたわけじゃないんですよね?時々連絡が来るって言ってたのは、そういうことですか?
SNSでの繋がりは、物理的な距離や時間の制約を超えて、友情を維持する強力なツールとなり得ますね。
の『寂しさ』を埋め、りゅうき君との『繋がり』を保つための、彼なりの工夫だったのでしょう。そして、
のマイクラへの情熱が、りゅうき君にとっても、かつての楽しい思い出を呼び覚ますきっかけになったと
4. 時を超えて:大人になった僕らの再会
そして、6年という月日が流れた。
も、りゅうき君も、中学生になり、思春期という名の迷路に足を踏み入れた。二人の関係は、どのように変化していったんだ?
時が流れるのは早いもので、僕も中学2年生になって、りゅうき君も中学2年生になっていました。僕のスマホは、もう『ガラスのスマホ』じゃなくて、『指紋で真っ黒なスマホ』になってました。そして、りゅうき君からの連絡も、半年くらい途絶えていたんです……。あんなに頻繁に連絡が来ていたのに……
それは、お互いに新しい環境に慣れて、新しい友人関係を築いたり、学業に専念したりと、多感な時期特有の『距離感の変化』が生じたのでしょう。大人になるにつれて、幼少期の友人との疎遠化は、残念ながら避けられない現実でもあります
だが、
、お前がりゅうき君の帰りを、いつまでも待ち続けていた、というわけではないだろう?何かのきっかけがあったはずだ
動画の内容はどうだったんだ?
動画を再生したら、声は少し変わってたんですけど、りゅうき君だったんです!『久しぶりにマイクラやってみたら、昔僕が作った洋館が全然変わってなくて感動した』って言ってて、僕が一人で増築した秘密基地とか、畑で作った巨大なカボチャのオブジェとかも映ってたんです!『あ、俺、りゅうき君の役に立ててたんだ』って思ったら、もう感動で……
わあ!りゅうき君も、
さんが作ったものを見て、昔のことを思い出してくれたんですね!やっぱり、友情って素敵です!二人の絆が、時を超えて繋がったんですね!
それで、動画の最後にりゅうき君が『もし、あの頃僕たちとマイクラを遊んでくれた、あの『地面を這いずる芋虫』みたいなプレイヤーがいたら、また一緒に遊びませんか?』って言ったんです!僕、その言葉を聞いた瞬間、スマホを落として割りました!もう、世界中がキラキラして見えました!すぐにりゅうき君に『僕です!僕です!地面を這いずる芋虫です!』ってDMを送りました!
そして、二人は再びマイクラで遊ぶようになったのか?
はい!でも、以前のように毎日何時間も、というわけにはいきませんでした。お互い中学生だし、部活とか勉強とかで忙しいですし。でも、月に一度、週末に、30分とか1時間とか、そういう短い時間でも、二人で一緒に、あの頃作った洋館の周りを散歩したり、新しい秘密基地を作ったりしました。りゅうき君が作ってくれた夜景観賞台で、昔みたいに『また大人になったら、こうやって遊ぼうぜ!』って約束し直しました
いい話だな……。子供の頃の約束は、時を経て重みを増す。そして、その約束を再び交わすことができた。まさに、友情の証だな
5. 別れと、それでも続く「四角い」絆
だが、現実というのは時に残酷だ。6年間の濃密なマイクラライフも、永遠に続くわけではない。
、中学生になり、りゅうき君は高校生になった。そして、二人の関係に、また変化が訪れたのだろう?
それは、避けられない現実です。成長し、それぞれの道に進んでいく中で、かつて共有していた時間や環境が失われていくのは、友情の儚さでもあります。しかし、
、りゅうき君からの連絡は、完全に途絶えたわけではないんですよね?
はい。りゅうき君は、たまに僕にLINEをくれます。『最近どう?』『元気?』って。僕も『元気だよ!マイクラの新しいMOD、すごいのが出たよ!』って返信したり、りゅうき君が昔作った洋館のスクリーンショットを送ったりします。りゅうき君は、『お、いいね!』って返信くれます。それだけで、僕はすごく嬉しいんです
たまに連絡が来る、か。それは、お互いの生活を尊重しつつも、あの6年間の絆を大切にしている証拠だな。まるで、遠い宇宙で輝き続ける星のように、二人の友情も、形を変えながらも、確かに存在し続けている。四角い世界で育まれた、かけがえのない友情だ
りゅうき君、もうマイクラはあまり遊ばなくなったかもしれないけど、
さんのこと、ちゃんと覚えていてくれたんですね!連絡をくれるなんて、すごく優しいです!
さん、これからも、りゅうき君との友情、大切にしてくださいね!
はい!僕、りゅうき君との友情は、どんなダイヤモンドよりも、どんなエンチャントよりも、僕の宝物です!いつか、りゅうき君がまたマイクラで遊びたくなったら、いつでも僕のワールドにウェルカムです!僕が、あの頃みたいに、りゅうき君のために、一生懸命、石炭を掘り続けますから!……あ、いや、石炭じゃなくて、ダイヤモンドかな!?
6. エンドロール:僕らの「四角い」青春は終わらない
、そしてりゅうき君。二人の6年間にわたるマイクラでの友情物語、感動的な体験談だった。出会った頃は小学生だった君たちが、今では中学生、高校生になり、それぞれの道を歩んでいる。それでも、あの四角い世界で交わした言葉、共有した時間、そして共に作り上げた建造物は、二人の心の中に永遠に残り続けるだろう
はい……。あの頃、りゅうき君と二人で、夜景観賞台から見た星空。あの光景は、僕の人生のどんな冒険よりも輝いていました。もし、りゅうき君がいつか、『またマイクラで遊びたいな』って思ってくれたら、僕はりゅうき君のために、一生かかっても、最高のダイヤ装備と、お城と、そして、あの頃みたいに『まあ、いいぜ』って言ってあげられるだけのダイヤモンドを用意しておきます!
素敵な約束ですね……。私も、いつか友達と、ずーっと一緒に遊べるような、私だけの特別なマイクラワールドを作ってみたいです。そして、みんなで協力して、最高の建築物を作って、お互いの成長を喜び合いたいです
二人のように、ゲームを通じて築かれる友情は、現実世界での人間関係とはまた違った、純粋な形で心に刻まれるものなのでしょう。
のりゅうき君への感謝の念は、おそらく一生消えることはないはずです。そして、それをこのように、多くの人に共有してくれたことにも感謝します
そうだな。マイクラは単なるゲームじゃない。それは、友達との絆を育み、共に夢を追いかけ、そして人生という名の壮大な冒険の、かけがえのない一章となる。
とりゅうき君の物語は、これからも、二人の心の中で、ゆっくりと、しかし確かに、輝き続けるだろう。お前たちも、この四角い世界で、自分だけの、そして誰かとの、かけがえのない友情を築いていってくれ。それでは、また。解散!
……お前だけは、一生地面を這いずる芋虫のままでいろ。乙!
あとがき
以下の体験談も参考にしてみてくれ



