【検証】ポケモンGOはガチで痩せるのか?引きこもりゲーマーが1ヶ月本気で歩いた結果

まものの むれが あらわれた! まものは なにかを つぶやいている!

筆者

おい、お前ら。今日はSmaBros史上、最も過酷で、最も人間の肉体と精神の限界に挑んだリアル・ドキュメンタリーをお届けするぞ。テーマは、永遠の全人類の課題であるダイエットだ。そして、その検証の舞台となるのは、我らが愛してやまない位置情報ゲームの金字塔、ポケモンGO

筆者2

うおおおおお!……と言いたいところなんですけど、僕、今、全身の筋肉が悲鳴を上げていて、椅子に座るのすら辛いんです。太ももはパンパンだし、足の裏にはマメが潰れた跡があるし、何より、お腹が空きすぎて幻覚が見えそうなんですよ。誰か、僕に家系ラーメンの特盛りと、ライスと、餃子を恵んでください……。カロリーという名の救済を……!

筆者3

黙れ、見苦しい。お前のその腹に蓄えられた皮下脂肪の山を見れば、数日絶食したところで餓死など絶対にしないことは医学的に証明されている。むしろ、その無駄な脂肪を燃焼させるために、我々はお前に一ヶ月に及ぶ地獄の特訓を課したわけだ。読者の皆様、今回はこの引きこもり万年運動不足ゲーマーであるiconを検体とし、ポケモンGOを本気でプレイすれば人間は痩せるのかという、壮大な実験結果を報告させていただく

筆者4

こんにちは、iconです。私もこの企画のサポーターとして、iconさんの監視……いえ、応援をさせていただきました!そもそもこの企画が始まったのは、1ヶ月前の会議の時でしたよね。iconさんが床に落ちた消しゴムを拾おうとして、お腹のお肉が邪魔で手が届かずに、そのまま床に転がって起き上がれなくなっていたのを見て、私、とっても心配になったんです。このままじゃ、iconさんが生活習慣病になっちゃうって

筆者

そうだったな。あの時、ひっくり返った亀のように手足をバタバタさせていたiconの姿は、滑稽を通り越して生命の危機を感じさせた。そこで我々は、iconのスマートフォンに万歩計アプリとスマートウォッチを強制的に連動させ、1ヶ月間、ポケモンGOの機能を使って限界まで歩かせるという更生プログラムを立ち上げたのだ

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1. 悪魔の契約と、地獄のノルマ設定

筆者2

あの時は、僕もどうかしてましたよ!だって、iconちゃんが僕の手を握って、iconさん、私と一緒にポケモンGOでお散歩して、かっこいいトレーナーになりましょう?って天使のような笑顔で言ってきたんですよ!?そんなの、お散歩デートの誘いだと思うじゃないですか!僕、二つ返事で『やります!毎日20キロ歩きます!』って叫んじゃいましたもん!

筆者3

お前のその都合の良い脳内変換機能には恐れ入るな。iconさんが一緒に歩くと言ったのは、初日の開始10分間だけだ。その後は、スマートウォッチのGPSと歩数データをクラウド経由でリアルタイム監視し、お前がサボっていないかを遠隔でチェックするオンライン看守としての役割だったわけだ。まさに、現代のデジタルパノプティコンだな

筆者4

ふふっ。私、お散歩は好きですけど、毎日20キロも歩いたら足が太くなっちゃいますからね。私はお部屋の中で、iconさんの歩数がチクタクと増えていくグラフを見ながら、アイスティーを飲んで応援していました。iconさんが立ち止まると、すぐにLINEで『止まってますよ!レッツ・ゴー!』ってスタンプを送ってあげたんですよ

筆者

iconの無自覚なドSっぷりが遺憾なく発揮された1ヶ月だったな。さて、読者のためにも、今回iconに課したポケモンGOにおける具体的な歩行ノルマを解説しておこう。ただ漫然と歩くのではなく、ゲーム内のシステムを最大限に活用した過酷なメニューだ

  • iconに課せられた1ヶ月の絶対ノルマ:
  • 1. 週間リワードの最高報酬「50km」を毎週必ず達成する
    (月曜日の朝に集計される歩行距離で、50kmを超えると貴重な10kmタマゴや大量のほしのすながもらえるシステム)
  • 2. 毎日「ルート機能」を最低3つクリアする
    (ジガルデセルを集めるため、プレイヤーが設定した特定のコースを歩き切る機能。距離はコースによって異なるが、最低でも毎日数キロの追加歩行となる)
  • 3. 課金アイテム「ふかそうち」の使用禁止(無限ふかそうちのみ使用)
    (同時に複数のタマゴを割ることを禁じ、一つずつ確実に自分の足で距離を稼がせるための縛りルール)
  • 4. すべての移動は「徒歩」のみ。自転車および公共交通機関の利用禁止
    (いつでも冒険モードの速度制限を確実に下回り、純粋なウォーキングのカロリーを消費させるため)

筆者2

これ、文字にするだけでも吐き気がしてきますよ!特に3番目の『無限ふかそうち縛り』がエグすぎました!12キロタマゴを拾ってしまった時の絶望感と言ったら!12キロ歩いてやっと割れたと思ったら、中から出てきたのがヤブクロンだった時、僕、公園のベンチで天を仰いで泣きましたからね!

筆者3

ヤブクロンのようなゴミはお前にふさわしいパートナーじゃないか。だが、このノルマは非常に理にかなっている。週に50キロということは、1日平均で約7キロ以上を歩き続ける必要がある。人間の平均的な歩幅で言えば、1日約1万歩から1万2000歩のウォーキングだ。厚生労働省が推奨する健康づくりのための身体活動基準を完璧に満たす、極めて健康的なプログラムだぞ

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2. 検証第1週:モチベーションMAXと「ルート機能」の罠

筆者

さて、検証開始の第1週目だ。初日のiconは、真新しいランニングシューズを履き、スマートウォッチを腕に巻き、意気揚々と家を出て行ったな。送られてきた自撮り写真の顔は、これから始まる地獄を知らない無邪気な子供のようだった

筆者2

初日は本当に楽しかったんですよ!今まで車でしか通ったことのない近所の道も、歩いてみると新しい発見がたくさんありました。『あ、こんなところに小さな神社があったんだ』とか、『このパン屋さん、すごくいい匂いがするな』とか。まさに、ポケモンGOが推奨する現実世界での新しい発見を満喫していました。それに、歩けば歩くほど相棒のポケモンがアメを拾ってくるし、タマゴの距離もどんどん進む。ゲームと現実が連動している快感に酔いしれていましたね

筆者4

最初の3日間くらいは、iconさんからのLINEもすごく元気でしたよね。『今日はもう1万歩達成しました!』とか、『ルート機能でジガルデセルをゲットしました!』とか、写真付きでたくさん報告をくれました。私、iconさんもやればできる人なんだなって、少しだけ見直していたんです。あの時までは

筆者

だが、そのモチベーションはすぐに底をつくことになる。原因は、ポケモンGOの過酷なシステムの一つであるルート機能の仕様だ。ルート機能は、ただ歩けばいいというものではないからな

筆者3

そうだな。ルート機能は、設定されたスタート地点のポケストップから、ゴール地点までを正確になぞって歩かなければならない。しかし、2026年現在の仕様においても、GPSのブレや、直線距離でショートカットしようとすると『ルートから離れすぎました』と警告が出てカウントが一時停止するという理不尽な事態が頻発する。さらに、目的である『ジガルデセル』はルートの終点付近でランダムに出現するため、出なかった時の精神的ダメージは計り知れない

筆者2

そうなんですよ!僕、スマホの画面に表示された青い線を必死にはみ出さないように、住宅街の細い路地をジグザグに歩いていたんです。完全に不審者ですよ!しかも、2キロの長いルートを汗だくになって歩き切ったのに、ゴール地点でジガルデセルが出現しなかったんです!その時の僕の怒り、分かりますか!?ただの無駄骨!疲労感だけが残る虚無の行軍!あれで僕の心は一度完全に折れました!

筆者

さらに、普段全く運動をしていない体重オーバーのお前が、いきなり毎日7キロ以上のウォーキングを始めたことで、肉体にも異変が起きたはずだ

筆者2

はい……。3日目の朝、ベッドから起き上がろうとしたら、足の裏に激痛が走りました。足底腱膜炎ってやつですかね。それに、太ももの裏側が筋肉痛でバキバキになって、トイレに座るのすら一苦労でした。僕、iconちゃんに『足が痛いので今日は休みます』ってLINEしたんです。そしたら……

筆者4

ふふっ。私はすぐに返信しましたよ。『筋肉痛は筋肉が成長している証拠です!痛いからといって休むと、そこでお肉になっちゃいますよ。痛み止めのクリームを塗って、今日も5キロのルート、頑張りましょうね!監視してますよ』って、可愛いピカチュウのスタンプと一緒に送ってあげました

筆者3

悪魔の所業だな。逃げ道を完全に塞ぎ、笑顔で鞭を振るう。お前のその徹底した管理体制があったからこそ、このクズ(icon)は第1週の50キロノルマをなんとか達成できたわけだ。だが、地獄はこれからが本番だったな

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3. 検証第2週:コミュニティ・デイの熱狂と、最悪の「チート食」

筆者

第2週目の週末には、月に一度の大型イベントであるコミュニティ・デイが重なっていた。特定のポケモンが3時間にわたって大量発生し、色違いの確率も劇的に上がる、ポケGOプレイヤーにとっては絶対に参加しなければならない祭りだ

筆者2

あの日のターゲットは、僕の推しポケモンであるダンバルでした!強力なメタグロスを作るために、アメXLが大量に必要だったんです。だから僕は、筋肉痛の足を引きずりながら、都内で最もポケストップが密集している日比谷公園から皇居周辺へ向かいました。炎天下の中、スマホのバッテリーと自分の体力を削りながら、ひたすらダンバルをタップし続けたんです

筆者4

その日のiconさんの歩数データ、すごかったですよね!たった3時間で2万5000歩も歩いていて、グラフが天井を突き破っていました!私、パソコンの画面を見ながら『iconさん、すごい!本物のポケモントレーナーみたい!』って感動して、思わず拍手しちゃいました

筆者

確かに、あの日のiconの歩行距離は異常だった。3時間で約15キロ。休憩を一切挟まず、ただひたすらに色違いを求めて歩き続ける姿は、まさに狂気そのものだった。だが、問題はその直後に起きたんだよな。icon、あの忌まわしいデータを開示しろ

筆者3

承知した。読者の皆様、ウォーキングによるダイエットにおいて最も陥りやすい罠がここにある。人間は、激しい運動をした後、脳が『これだけエネルギーを消費したのだから、補給しなければ死ぬ』と強烈な信号を発信する。そして、極度の疲労と達成感は、自制心を完全に崩壊させるんだ

筆者2

ああっ!言わないで!思い出しただけでお腹が鳴る!

筆者3

コミュニティ・デイが終了した午後5時。iconのGPSデータは、皇居周辺から移動し、とある有名な二郎インスパイア系のラーメン店で1時間以上停止していた。そして、iconのSNSの裏アカウントには、こんな写真とテキストが投稿されていた。『やり切った!色違い10匹ゲット!疲れた体に染み渡る、ヤサイマシマシ・アブラ・カラメの特大ラーメン!歩いたからカロリーゼロ!』……とな

筆者4

えっ!?iconさん、あんなに頑張って歩いたのに、ラーメン食べちゃったんですか!?しかも、アブラとかマシマシって、一番太るやつじゃないですか!私、信じてたのに……裏切り者です!

筆者

ここで、iconによる無慈悲なカロリー計算(METs)の分析結果を叩きつけてやろう。ポケモンGOで歩いたところで、それがどれほどの消費カロリーになるのか、現実の残酷な数字をな

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4. iconによる冷酷な分析:歩行とラーメンのカロリー矛盾

筆者3

いいか、よく聞け。人間の身体活動の強さを表す単位にMETs(メッツ)というものがある。安静時を1とした場合、普通の歩行は約3.0メッツ、少し早歩きで4.0メッツ程度だ。スマホを見ながらの立ち止まりが多いポケ活の場合、平均して3.5メッツ程度と仮定しよう

筆者2

メッツ?キリンの炭酸飲料ですか?

筆者3

お前の脳は本当に糖分で満たされているな。消費カロリーの計算式はこうだ。
『消費カロリー(kcal)= 1.05 × METs × 時間(h) × 体重(kg)』
iconの当時の体重を恥を忍んで公開するが、約85キロだった。あの日、3時間(3h)歩き続けたお前の消費カロリーを計算してみよう

  • iconのコミュニティ・デイ消費カロリー計算:
  • 1.05 × 3.5(METs) × 3(時間) × 85(kg) = 約937キロカロリー

筆者

約900キロカロリー。3時間もぶっ通しで歩き続けて、ようやくこれだけだ。白米のお茶碗で言えば、およそ4杯分弱のカロリーを消費したことになる。これだけ見れば、素晴らしい運動量のように思えるが……問題は摂取した側だ

筆者3

そうだ。お前が食べた二郎系ラーメンのヤサイマシマシ・アブラ・カラメ。スープの表面を覆う分厚いラードの層と、超極太の小麦粉の塊である麺。専門家の分析によれば、あの手の一杯のカロリーは、保守的に見積もっても約1600キロカロリーから2000キロカロリーに達する

筆者4

ええっ!?2000キロカロリー!?それって、大人の女の人が1日に必要なカロリー全部と同じくらいですよ!じゃあ、3時間も死ぬ気で歩いたのに、ラーメンを一杯食べただけで……

筆者3

完全に相殺されるどころか、約1000キロカロリーの強烈な黒字(脂肪の蓄積)が発生している計算になる。つまり、iconは『俺は今日死ぬほど運動したから、何を食っても太らない』というダイエッター特有の致命的な錯覚に陥り、自らの足で歩いた努力を、一杯のラーメンで粉々に叩き壊したというわけだ

筆者2

うわああああん!だって!だって美味しかったんだもん!汗をかいた後の塩分とアブラが、僕の細胞の隅々まで染み渡って、脳内麻薬がドバドバ出たんですよ!あの一口目のスープの暴力的な旨さ、お前らには分からないだろうな!僕はあの瞬間、世界で一番幸せなポケモントレーナーだったんだ!

筆者

幸せな豚の間違いだろう。このように、運動による消費カロリーというのは、人間が想像しているよりも遥かに少ない。ポケモンGOで10キロ歩いたからといって、ケーキやラーメンを食べていい免罪符には絶対にならない。これは復帰勢やダイエット目的でプレイしている全てのトレーナーに肝に銘じてほしい事実だ

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5. 検証第3週:靴の崩壊と「いつでも冒険モード」の限界

筆者

ラーメン事件でiconからの信頼を完全に失い、毎日の歩行データの監視がさらに厳格になった第3週目。iconの肉体だけでなく、装備の面でも限界が訪れ始めたな

筆者2

はい……。僕、初日に買ったランニングシューズじゃなくて、普段から履き潰しているペラペラの安物スニーカーで歩き始めちゃったんですよ。そしたら、毎日の激しいアスファルトの衝撃に耐えきれず、靴底がツルツルにすり減ってしまったんです。しかも、クッション性が全くないから、歩くたびに膝と腰にハンマーで殴られたような痛みが走るようになりました

筆者3

これも初心者が陥りやすいミスだ。長距離のウォーキングにおいて、靴は唯一にして最大の命綱だ。クッション性の高い厚底のランニングシューズや、自分の足の形に合ったインソール(中敷き)に投資をしなければ、脂肪が落ちる前に膝の軟骨がすり減って終了する。慌ててAmazonでスポーツブランドの高級ウォーキングシューズをポチらせたが、時すでに遅しだったな

筆者4

それに、iconさん、途中でズルをしようとしましたよね?私、監視モニターを見ていて気がついたんです。ある日、iconさんのGPSが、家から一歩も動いていないのに、歩数だけが時速10キロくらいのペースで異常に増え続けていたことを

筆者

ああ。あの前代未聞の不正行為だな。icon、お前、一体何をしたんだ?白状しろ

筆者2

うっ……それは……。足が痛すぎてどうしても外に出たくなくて、でもiconちゃんのノルマは達成しなきゃいけなくて……。だから僕、スマホを扇風機の首振り部分にガムテープで縛り付けて、『いつでも冒険モード』の歩数稼ぎを自動化しようとしたんです!扇風機が右、左と動くたびに、スマホの加速度センサーが反応して歩数がカウントされるんじゃないかって……!

筆者3

お前のその無駄な知恵と執念は、なぜもっと建設的な方向に向けられないのか。ポケモンGOの『いつでも冒険モード』は、アプリを起動していなくても、Apple HealthKit(ヘルスケア)やGoogle Fitと連携して歩数をカウントし、距離に換算してくれる神機能だ。だが、扇風機の一定の揺れ程度では、現代のスマートフォンの高度なジャイロセンサーを騙すことはできない。不規則な縦の衝撃がなければ『歩行』とは認識されないからな

筆者

結果として、お前の扇風機作戦は全くの無意味に終わり、ただスマホがぐるぐると回るシュールな光景を数時間眺めただけで1歩もカウントされなかったわけだ。そして翌日、不足分の距離を取り戻すために、雨の中で絶望の10キロウォーキングを強いられることになった

筆者2

あの日の雨は冷たかった……。スマホの画面は水滴で濡れてボールは投げられないし、靴の中はぐちゃぐちゃだし、通り過ぎる車の水しぶきを浴びて、僕は泣きながらタマゴの距離を稼いでいました。でも、その時割れた10キロタマゴから、個体値100%のセビエが生まれたんです!あの瞬間、すべての苦労が報われたような気がして、僕は雨の中でガッツポーズをしましたよ!

筆者4

ふふっ。ズルをした罰が当たったんですよ。でも、雨の中でもちゃんと歩き切って、しかも良いポケモンが生まれたのは、神様が見ていてくれたからかもしれませんね。その報告を聞いた時、私は少しだけ、本当に少しだけですが、iconさんのことを見直しましたよ

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6. 検証第4週:ラストスパートと、肉体に訪れた謎の「変化」

筆者

そしていよいよ、検証の最終週である第4週に突入した。この頃になると、iconの様子に明らかな変化が見られるようになったな。毎日悲鳴を上げていたLINEの報告が、どこか事務的というか、悟りを開いた僧侶のようになってきた

筆者3

人間は適応する生き物だからな。毎日7キロから10キロの歩行を3週間も続ければ、肉体はそれに合わせて筋繊維を再構築し、心肺機能も向上していく。足底腱膜炎の痛みも新しい靴の導入で和らぎ、お前はただ無心で歩き続ける『歩行マシーン』へと変貌を遂げていた

筆者2

そうなんです!第4週目に入った頃から、歩くことが全く苦じゃなくなったんです。むしろ、朝起きると『早く外に出てポケストップを回したい』『今日のルート機能でジガルデセルを回収しなきゃ』という使命感で体が勝手に動くようになったんですよ。音楽を聴きながら、無心でモンスターボールを投げ続ける。それは瞑想にも似た、精神が研ぎ澄まされるような感覚でした

筆者4

iconさんのGPSの動きも、すごく無駄がなくなっていましたよね。家の周りのポケストップを一筆書きのように綺麗になぞって、効率よく距離を稼いで帰ってくる。まるで、パックマンがクッキーを食べるみたいに、迷いのない完璧なルート取りでした。私、監視するのが楽しくなっちゃいました!

筆者

ゲームの習慣化というやつだな。ポケモンGOの恐ろしいところはここにある。ただのウォーキングであれば、3日坊主で終わる人間が大半だ。だが、そこに『タマゴの孵化』『相棒のアメ』『デイリーリサーチの達成』というゲーム的な報酬(ゲーミフィケーション)が加わることで、人間は脳内麻薬を分泌し、苦痛を忘れて歩き続けることができるんだ

筆者2

そしてついに、1ヶ月の最終日。僕は最後の50キロノルマを達成した瞬間を示すスマートウォッチの画面をスクリーンショットに撮り、高らかに勝利を宣言しました。やり切った!僕は地獄の1ヶ月を完走したんだ!きっと僕のお腹の肉は消え去り、腹筋がバキバキに割れているはずだ!さあ、結果発表の時間だ!

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7. 運命の結果発表:iconの「無慈悲なグラフ」が示す絶望の真実

筆者

いよいよ、読者が一番気になっている結果発表だ。1ヶ月間、毎日欠かさずポケモンGOでノルマをこなし、累計で約250キロメートルもの距離を己の足で踏破した引きこもりゲーマー。その肉体は果たしてどれほどの進化を遂げたのか。icon、体重計に乗った瞬間の感想を教えてくれ

筆者2

…………(無言で俯く)

筆者4

あれ?iconさん、どうしたんですか?あんなに自信満々だったのに。ズボンのベルトも、なんだか全然緩くなってないみたいですけど……

筆者3

では、私の方から、彼から送られてきたデータをもとに作成した分析結果を発表しよう。検証開始前のiconのスペックは、体重85.0kg、体脂肪率28.5%だった。そして、1ヶ月間ポケモンGOを本気でプレイした結果……体重は84.5kg、体脂肪率は27.8%

筆者

……おい。たったのマイナス0.5キロだと?誤差の範囲じゃないか。あんなに雨の日も風の日も歩き続けて、靴の底をすり減らし、足にマメを作って、たったの500グラムしか減っていないのか?

筆者2

うわあああああああん!どうして!?どうしてなんだよおおお!毎日1万歩以上歩いたのに!タマゴを何十個も割ったのに!僕の1ヶ月の努力は、一体どこに消えてしまったんだあああ!!

筆者3

泣き叫ぶ前に、この『摂取カロリーと消費カロリーの推移グラフ』を見ろ。先ほどの二郎系ラーメンの件で既に答えは出ているだろうが、お前は歩いた分だけ、きっちりと食べていたんだよ。コンビニのフラッペ、休憩がてら寄ったファストフード、歩いた後のご褒美のビールと唐揚げ。消費したカロリーを、その日のうちに上乗せして摂取する。これでは痩せるはずがない

筆者4

あ……そういえば、iconさんからのLINEの写真、ポケモンのスクショの背景に、いつも美味しそうなスイーツとかお肉が写り込んでいましたよね。『歩いた後の糖分補給!』って言いながら。私、頑張っているから少しくらいはいいのかなって思って見逃していましたけど、それが原因だったんですね……

筆者

ダイエットの絶対法則は『摂取カロリー < 消費カロリー』だ。いくらポケモンGOでウォーキングの消費カロリーを増やしても、それ以上に食ってしまえば何の意味もない。iconの肉体は、脂肪が落ちたのではなく、過酷な歩行に耐えるための筋肉が足についた結果、体重が相殺されたと見るのが正しいだろうな

筆者3

結論として、お前はダイエットに成功したわけではない。ただの引きこもりのデブから、『信じられないほどのスタミナと脚力を持った、よく歩くデブ』へとクラスチェンジを果たしただけだ。ポケモンで例えるなら、カビゴンがそのままレベルアップしてHPの努力値を最大まで振った状態だな

筆者2

よく歩くデブ……!HP極振りのカビゴン……!そんなの嫌だ!僕が目指していたのは、ルカリオみたいなスマートでかっこいい細マッチョだったのに!iconちゃんとお散歩デートするための体だったのに!

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8. 結論:ポケモンGOで痩せるための「正しい知識」とまとめ

筆者

さて、iconの悲鳴をBGMに、今回の壮大な検証記事のまとめに入ろう。ポケモンGOはガチで痩せるのか?』という問いに対する我々の結論はこうだ

  • 検証結果とポケモンGOダイエットの真実:
  • 1. ポケモンGO単体では痩せない。食事管理が9割である
    (歩くことで消費されるカロリーは少なく、運動後の食欲の暴走(チート食)に負ければ逆に太る危険性がある)
  • 2. だが、運動を「継続」させるモチベーションツールとしては世界最強である
    (タマゴ孵化、相棒のハート獲得、ルート機能などのゲーム内目標が、単調なウォーキングの苦痛を完全に打ち消してくれる)
  • 3. 靴と装備への投資をケチると肉体が壊れる
    (厚底のウォーキングシューズは必須。また、夏場は冷却ガジェットや水分補給などの物理対策を怠れば命に関わる)
  • 4. 体重は減らなくても、心肺機能とスタミナは劇的に向上する
    (1ヶ月間歩き続けた結果、iconの基礎体力は明らかに向上し、健康体(よく歩くデブ)には近づいた)

筆者3

ダイエット目的でポケモンGOを始める、あるいは復帰するプレイヤーへの最大のアドバイスは、『歩いた自分へのご褒美(食べ物)を絶対に禁止する』ことだ。ご褒美は、タマゴから生まれたレアポケモンや、色違いのゲットだけで十分だと脳に錯覚させろ。それができれば、ポケモンGOは間違いなく最高のフィットネスアプリになるだろう

筆者4

iconさん、体重は減らなくて残念でしたけど、1ヶ月間、一度も投げ出さずに最後までやり切ったのは本当にすごいと思います!最初はすぐに音を上げると思っていたのに、雨の日も文句を言いながらちゃんと歩いていましたもんね。その根性があれば、これからは少しだけお食事の量を減らすだけで、きっとルカリオみたいになれますよ!応援してます!

筆者2

iconちゃん……!うおおおおお!その言葉を聞けただけで、僕の足のマメも、すり減った靴底も、無駄になった1ヶ月の疲労も、すべてが報われました!よし、決めた!今日から僕は食事制限も取り入れます!まずは家系ラーメンの『アブラマシマシ』を『アブラ少なめ』に変更するところから始めますよ!……あれ?なんでみんな冷たい目で見るんですか?

筆者3

お前のその圧倒的な基準の低さと甘えには、もはや言葉も出ないな。アブラ少なめにしたところでラーメンはラーメンだ。明日からお前の昼食は、ゆで卵とサラダチキンとブロッコリーのみとする。監視システムはそのまま継続だからな。逃げられると思うなよ

筆者

というわけで、ポケモンGOによる肉体改造ドキュメンタリーは、まだしばらく終わらないようだな。読者のみんなも、薄着になるこれからの季節に向けて、相棒のポケモンと一緒に外を歩いてみてはいかがだろうか。ただし、歩いた後のビールとラーメンの誘惑には、くれぐれも気をつけてな。それでは、良きポケ活&フィットネスライフを。乙!

筆者2

サラダチキンだけじゃ力が……ボールが届かないよぉ……(泣)

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