おい、お前ら。平和なマイクラ生活で、花を愛でたり、整地をしたりすることに飽きていないか? 今日はそんな生温い日常を切り裂く、最も危険で、最も背徳的なMODを紹介する。自らの血、そして他者の命を糧に強大な力を得る禁断の魔術、Blood Magic(ブラッドマジック)だ
くっ……! 血! 鮮血! ブラッド! ついに僕の右腕に封印されし『闇の力』が解放される時が来たようですね……! 待っていましたよ、この時を! 我が血液(ライフ)をもって、世界を深紅に染めてやりますよ!
ちゃん、僕の血で作った指輪とかいらない!?
衛生的に最悪ですし、呪われそうなので即廃棄処分ですね。……しかし、Blood Magicですか。これは人を選びますよ。Botaniaが自然との調和なら、これは生命の搾取。自分のHPを削ってマナ(LP)に変えるというシステムは、リスク管理能力のないお前(
)のような馬鹿には自殺志願ツールに過ぎません
命を削って魔法を使うなんて……なんだか痛そうですし、怖いです。でも、自己犠牲精神というのは少し尊い気もしますね。誰かを傷つけるんじゃなくて、自分の痛みだけで世界を救えるなら……私、頑張れるかもしれません
(
、その発想が一番危ない聖女タイプだな……)。まあ、最初は自分を傷つけるだけで済むが、後半になればなるほど『他者の命』が必要になってくるのがこのMODの恐ろしいところだ。今日は、祭壇の作り方から、悪魔を使役するエンドコンテンツまで、徹底的に解説してやるぞ
1. 契約の始まり:血の祭壇(Blood Altar)と最初の自傷
まず最初に作るべきは、魔術の核となるBlood Altar(血の祭壇)だ。素材は金、石、そして悪魔の意志……ではなく、かまどなどの基本素材だ。これを設置したら、次はSacrificial Knife(犠牲の短剣)を作る。さあ、祭壇の近くに立って右クリックしてみろ
よーし! いきますよ! 我が血よ、大いなる力となれ! うわっ! 痛っ! 画面が赤くなった! 本当にハートが減ってる! ちょ、これ死ぬ! 死んじゃう! ママー!
騒がしい奴だ。右クリック1回につきハート1つ分(2HP)が削られ、祭壇に血液として蓄積されます。この血液エネルギーをLP(Life Essence)と呼びます。序盤はひたすら自傷しては食事で回復し、また自傷する……という、マゾヒストの修行のような作業が必要です
- 序盤の必須アイテム:
- Sacrificial Knife:自分を刺してLPを貯めるための短剣。死ぬ直前で止まる親切設計(連打すると死ぬ)。
- Weak Blood Orb:祭壇にダイヤモンドを捧げて作成する最初のオーブ。これが無いとLPを持ち運べない。
- Divination Sigil:現在のLP残量を確認するための印章。これがないと手探りで儀式をする羽目になる。
お腹いっぱい食べて、傷を治して、また血を捧げる……。なんだか、献血ルームに住み着いている気分ですね。でも、祭壇に赤い液体が溜まっていく様子は、少し綺麗で見惚れてしまいます
その感覚、大事にしろよ。最初の目標はWeak Blood Orbの作成だ。これを作って手に持つことで、自分の血液ネットワークにLPを供給できるようになる。ここからが本当の地獄……いや、魔術の始まりだ
2. 祭壇の強化:ティア(Tier)を上げて力を解き放て
初期状態の祭壇(ティア1)では、弱いアイテムしか作れない。より強力な魔術を使うには、祭壇の周りにルーンを配置してティア(Tier)を上げる必要がある。最大でティア6まであるが、ティアが上がるごとに祭壇は巨大化し、ピラミッドのようになっていくぞ
ここが建築センスと資材量の見せ所です。ただブロックを積むだけでは機能しません。正確な位置に『Blood Rune(血のルーン)』や柱を配置する必要があります。特にティア3以降はグロウストーンやビーコンの下位互換のようなブロックも要求されるため、ネザー探索が必須になります
ピラミッド! 秘密基地っぽくてカッコいい! でも、ただのルーンじゃつまらないですよね。僕、速さが欲しいです! 音速の貴公子になりたい!
そういう奴のために、ルーンには種類がある。これを組み合わせることで、祭壇の性能をカスタマイズできるんだ
- おすすめのルーン構成:
- Speed Rune(速度のルーン):クラフト速度を上げる。これがないと血液が固まるのを待つ間に日が暮れる。
- Self-Sacrifice Rune(自己犠牲のルーン):自分を刺した時のLP取得量が増える。M属性のプレイヤーにおすすめ。
- Sacrifice Rune(犠牲のルーン):他者(モブ)を殺した時のLP取得量が増える。後の自動化で必須になる冷酷なルーン。
- Capacity Rune(容量のルーン):祭壇のタンク容量を増やす。上位アイテム作成には必須。
最初は自己犠牲のルーンで頑張りますけど、だんだん自分の血だけじゃ足りなくなってきますよね……。やっぱり、他の『何か』を犠牲にしないといけないんでしょうか?
3. 倫理観の欠如:自動化への道「Well of Suffering」
鋭いな
。自分の血だけで賄えるのはティア3くらいまでだ。それ以降、数万、数十万というLPを要求されるようになると、いちいち自傷していては身が持たん。そこで登場するのが、Blood Magicを象徴する最悪の儀式、Well of Suffering(苦痛の井戸)だ
苦痛の井戸……! 名前からしてヤバそう! 何をする儀式なんですか? 僕の黒歴史ノートを公開処刑するとか?
お前の黒歴史に価値はありません。この儀式は、指定された範囲内にいる全ての生物(プレイヤーを除く)に継続ダメージを与え、その苦痛をLPに変換して祭壇に送るというものです。つまり、直上にモブトラップや動物牧場を作り、彼らを生かさず殺さずの状態で搾取し続けるのです
ひっ……! 生かさず殺さず……拷問じゃないですか! そんな残酷なこと、私できません! ……でも、そうしないと先に進めないんですよね? ゾンビさんやスケルトンさんなら、心が痛まないでしょうか……?
そう、敵対モブを使えば罪悪感は薄れる。ゾンビスポナーを見つけて、その下に祭壇を移設するのが定石だな。さらにRitual of Regeneration(再生の儀式)を併用すれば、ダメージを与えつつ回復させることで、死なせることなく永遠に血を吸い続ける永久機関が完成する
うわぁ……
さんの発想がサイコパスすぎる。でも、それなら放置してるだけでLP無限ってことですよね? 採用! その案採用です! 僕、今日から吸血鬼の王になります!
効率を求めれば倫理は死ぬ。これが魔術の真理です。ちなみに、村人を使うのが最もLP効率が良いですが、それをやり始めると人間性が終わるので、初心者はゾンビにしておきなさい
4. 冒険を変える力:便利なSigilと成長する防具
苦労してLPを確保したら、今度はそれを使う番だ。Blood MagicにはSigil(シジル/印章)と呼ばれる便利なツール群がある。使い捨てではなく、LPがある限り何度でも使える魔法のアイテムだ
- 絶対に作るべきSigil:
- Water Sigil:1ブロック分の水を生成する。無限水源が持ち運べる。
- Lava Sigil:溶岩を生成する。燃料にも攻撃にも使えるが、誤爆に注意。
- Air Sigil:向いている方向に自分を弾き飛ばす。擬似的な飛行や緊急回避に使える。
- Sigil of the Green Grove:植物の成長を早める。骨粉の代わりになる農業の味方。
Air Sigil最高! ぴょんぴょん飛び回れる! ……あっ、着地失敗した。死んだ。
ちゃん、蘇生おねがーい!
もう、これで3回目ですよ……。でも、便利な道具だけじゃなくて、防具もあるんですよね? Living Armour(リビングアーマー)でしたっけ?
ええ。Living ArmourはこのMODの目玉の一つです。最初はただの鉄装備程度の性能ですが、プレイヤーの行動に合わせて成長します。たくさん走れば足が速くなり、ダメージを受ければ防御力が上がり、暗い場所にいれば暗視能力がつく。自分だけの最強防具を育てる楽しみがあります
『訓練ポイント』を使って能力をカスタマイズできるのも熱い点だな。最終的にはダイヤ装備なんて目じゃない性能になる。ただし、修理にもLP(またはBinding Reagent)が必要だから、維持コストには気をつけろよ
5. エンドコンテンツ:悪魔の意志(Demonic Will)とSentient Tools
祭壇がティア4、5になってくると、現世の素材だけでは足りなくなる。ここから関わってくるのがDemonic Will(悪魔の意志)だ。Sentient Snare(知覚する罠)を敵に投げつけて倒すことで手に入る、魂の結晶のようなものだ
悪魔! デーモン! ついに僕の親戚が出てくるわけですね! その意志を集めるとどうなるんですか? 魔王になれる?
魔王にはなれませんが、意志を注入したツールSentient Toolsが作れます。これはインベントリ内のDemonic Willの量に応じて攻撃力や効率が上昇する武器・道具です。さらに、意志には属性(Corrosive, Destructiveなど)があり、それを結晶化させて儀式の触媒にすることで、環境そのものを書き換えるような大規模魔術が可能になります
環境を書き換える……。空を赤く染めたり、不毛の大地を作ったりできるということでしょうか。なんだか、私たちが魔王軍みたいになってきましたね。でも、Sentient Swordは見た目が有機的で、ちょっと可愛いです。ペットみたいに育ててみます
(こいつの『可愛い』の基準が一番怖い)。まあ、ティア6祭壇を作る頃には、お前らはもう人間をやめているだろう。クリエイティブ飛行を可能にするSigilや、地形を消滅させる魔法など、神に近い力を手に入れられるはずだ
まとめ:血の代償を払う覚悟はあるか
Blood Magicは、他のMODと比べて明らかに異質だ。だが、そのダークな世界観と、リスクを負って強くなるシステムに魅了されるプレイヤーは後を絶たない。マゾヒスティックな序盤を乗り越えた先にある全能感は、他では味わえないぞ
いやー、最高でしたね! 僕、これからは毎日祭壇に血を捧げることを日課にします! 健康診断の採血も楽しみになってきました!
リアルでやるのはやめろ。警察沙汰になる。……読者の皆さんは、まずは自動化ラインの構築を目指してください。Well of Sufferingさえ完成すれば、Blood Magicはあなたのマイクラ生活を劇的に快適にするツールになります
命の重みを感じながらプレイするのも、たまにはいい経験かもしれませんね。私のWell of Sufferingには、心を鬼にしてゾンビさんたちを招待しようと思います。……痛くしないからね(継続ダメージ)。
……というわけで、禁忌に触れたい物好きはぜひ導入してみてくれ。ただし、LP切れで高所から落下死しても俺たちは知らんぞ。良き魔術ライフを! 乙!

