【ポケモンGO】BAN覚悟の実録レビュー!位置偽装デバイス「Flashman(フラッシュマン)」を使って地獄を見た話

まものの むれが あらわれた! まものは なにかを つぶやいている!

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1. 導入:誓いを破った裏切り者と、悪魔のデバイスの降臨

筆者

おい、お前ら。前回の記事を覚えているか。台湾のBrook Gamingが開発し、ONO貿易株式会社が販売を開始したという、ポケモンGOの常識を破壊するバーチャルGPSデバイス『Flashman(フラッシュマン)』の紹介記事だ。あの時、我々はこのデバイスの圧倒的な機能と、それに伴うアカウント永久停止(BAN)の危険性について激論を交わした。そして最後には、自分の足で歩くことこそがゲームの本来の楽しさであるという、極めて道徳的で美しい結論に達したはずだった

筆者3

そうだな。およそ我々のブログらしからぬ、教育番組のような清々しい着地だった。特にそこにいるポンコツ(icon)が、新しいスニーカーを買って自分の足で歩くなどと殊勝なことを口走った時は、明日は槍でも降るのではないかと本気で心配したほどだ。だが、どうやら私のその心配は杞憂に終わったようだな。おい、icon。お前のその目の下にある真っ黒なクマと、尋常ではない手汗、そして机の上に隠すように置かれているその見慣れない小さな機械は一体何だ

筆者2

あ、あわわわわ……!ち、違いますよ!これはただの、その、最新型の消しゴムです!Bluetoothでスマホと通信して、僕の脳波を読み取って自動で文字を消してくれるという画期的なスマート消しゴムでして……!いや、ごめんなさい!嘘です!買っちゃいました!Flashman、ゴールデンウィーク先取りセールに釣られて、深夜の変なテンションでポチっちゃいました!だってAmazonのポイントがちょうど余ってたし、翌日配送ですぐ届くって言うから……!

筆者4

ええっ……!?iconさん、あんなに熱く自分の足で歩くって宣言していたのに、もう破っちゃったんですか?私、iconさんが心を入れ替えて真面目にポケ活をするんだって思って、少しだけ見直していたのに……。やっぱり、楽をしてズルをしたいという誘惑には勝てなかったんですね。なんだか、すごくガッカリしました。お小遣いの無駄遣いだと思います

筆者

iconの冷ややかな視線と容赦のない正論が、iconのガラスのハートを粉々に砕いたな。まあ、お前のその豆腐よりも脆い意志の弱さは今に始まったことではない。だが、買ってしまったものは仕方がない。読者の中にも、このFlashmanが実際どれほどの使い勝手なのか、そして本当に使ったらどうなるのか、気になっている香具師は多いはずだ。今回は特別企画として、お前が自腹を切って自ら実験台となったその愚かな体験談を、余すところなく語らせてやろうじゃないか

筆者2

ううっ……iconちゃんに嫌われた……僕の人生終わった……。でも、せめてこの犠牲を読者の皆さんのために役立ててください!僕、この数日間、部屋に引きこもってFlashmanを使い倒しました!そして今、僕のアカウントは文字通り地獄の底にあります!皆さんは絶対に真似しないでください!これは、僕の屍を越えていくための鎮魂歌(レクイエム)です!

筆者3

大げさな表現で悲劇のヒロインを気取っているが、要するに自業自得でアカウントに制裁を受けただけだろう。だが、実機レビューとしての価値はある。パッケージの質感からペアリングの手順、ジョイスティックの操作感、そして最終的にどのようなペナルティを受けたのか。時系列に沿って詳細に報告しろ。少しでも情報を誤魔化したら、お前の秘密のフォルダをネットの海に放流するからな

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2. 到着と設定編:PC不要、脱獄不要の恐るべき手軽さ

筆者

まずは購入から開封、そして実際にゲームで使えるようになるまでの設定手順について聞こう。かつての位置偽装といえば、パソコンとiPhoneをケーブルで繋ぎ、怪しげな開発者用ツールを使ったり、あるいはiPhone本体を脱獄(ジェイルブレイク)してOSのセキュリティを無効化したりと、それなりに高いITリテラシーと端末を文鎮化させるリスクを負う必要があった。その点はどうだったんだ?

筆者2

それがですね……恐ろしいほど簡単だったんですよ。Amazonから届いた箱を開けると、中に入っていたのは消しゴムよりも少し大きいくらいの、重さわずか45グラムの小さな黒いデバイス本体と、充電用のType-Cケーブル、それに簡単な説明書だけでした。パソコンなんて一切必要ありません。本当に、この小さな機械とiPhoneさえあれば、すべての準備が整ってしまうんです

筆者3

なるほど。専用アプリはAppleの公式App Storeからダウンロードする仕様だな。Brook Gamingが提供している『Brook Flashman』というアプリだ。これをiPhoneにインストールし、iOSのバージョンが17.0以上であることを確認する。ここから先の設定が、このデバイスの異常性を示している。通常のBluetooth機器のようにペアリングするだけなのか?

筆者2

はい。アプリを立ち上げて、Flashman本体のボタンを長押ししてペアリングモードにします。すると、iPhoneの画面にすぐデバイス名が表示されるので、それをタップするだけです。特別なプロファイルをインストールしたり、iPhoneの設定の奥深くにある開発者モードをオンにしたりといった、面倒な作業は一切ありませんでした。ペアリングが完了した瞬間、アプリの画面に現在地の地図が表示されて、ジョイスティックの操作を受け付ける状態になったんです

筆者

恐ろしい技術力だな。AppleのMFi認証の抜け道を突いているのか、あるいはBluetoothの位置情報シミュレーションのプロトコルを巧みに利用しているのか定かではないが、ハードウェア単体でiOSのGPS情報を完全に上書きしてしまうわけだ。スマートフォンのOS側は、Bluetoothで接続されたこの小さなデバイスから送られてくる座標データを、本物のGPSアンテナが受信した正規のデータだと完全に誤認してしまう。ソフトウェア的なハッキングの痕跡を残さずに位置を偽装する、完全ハードウェア制御の真骨頂だな

筆者4

そんなに簡単に設定できちゃうんですね。私、パソコンの設定とか苦手なんですけど、そんな私でもすぐに使えてしまいそうです。でも、だからこそ怖いですよね。悪いことをしているという実感が湧かないまま、あっという間にゲームのルールを破る準備ができてしまうなんて。まるで、気がつかないうちに底なし沼に足を踏み入れているみたいです

筆者3

iconさんの言う通りだ。導入のハードルが極端に低いということは、それだけ多くのライトユーザーを不正行為に引きずり込む危険性を持っている。かつては一部の熱狂的なオタクやハッカーだけのものだったチート技術が、数千円のデバイス一つで一般層にまで普及してしまう。これはゲームコミュニティの秩序を維持する上で、極めて深刻な問題と言えるだろう

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3. 実践編①:ジョイスティックでのご近所散歩の快感と違和感

筆者

設定が完了し、いよいよポケモンGOを起動したわけだな。最初の操作感はどうだった?プレスリリースでは『高精度の360度ジョイスティックで直感的な操作が可能』と謳われていたが、実際のところ画面上のアバターの動きはどう連動するんだ?

筆者2

正直に言います。感動しました。ベッドに寝転がって、クーラーの効いた涼しい部屋の中で、右手でFlashmanのジョイスティックを少しだけ上に倒したんです。すると、iPhoneの画面の中で、僕のアバターがゆっくりと前を向いて歩き始めたんですよ!ジョイスティックを倒す角度を変えれば、ちゃんとその方向に曲がってくれます。まるで、据え置き機のRPGで主人公を操作しているのと全く同じ感覚でした

筆者3

アプリ側の設定で、移動速度の変更もできるはずだ。歩き、走り、自転車、自動車といった具合にな。そのあたりの挙動の不自然さはなかったのか?

筆者2

それが、すごく滑らかなんです。速度設定を自転車にしてジョイスティックを最大まで倒すと、アバターがものすごい勢いでマップ上をダッシュします。現実世界では絶対に不可能なスピードで近所の道を駆け抜け、信号も車も壁も建物の形もすべて無視して直線距離で移動できるんです。僕はそのまま、家から歩いて15分くらいかかる大きな公園まで、ものの数十秒で到着してしまいました。外は花粉が飛んでいて日差しも強いのに、僕は指先を動かすだけで目的地に着いたんです。その瞬間、僕は自分がいかに無駄な労力をかけていたのかと錯覚してしまいました

筆者

壁をすり抜けて直線移動する時点で、人間の動きとしては完全に異常だがな。しかし、その手軽さがプレイヤーの倫理観を麻痺させるのは想像に難くない。自分の足で歩くというコストをゼロにして、ゲーム内の報酬(ポケモンやアイテム)だけを得られる。このタイパの良さに一度でも触れてしまえば、もう二度と現実の靴を履いて外に出る気にはなれないだろう

筆者4

でも、それってすごく虚しくないですか?公園に着いたって言っても、画面の中のキャラクターがそこにいるだけで、iconさん自身はベッドの上で天井を見ているだけなんですよね。公園に咲いている季節のお花を見ることもできないし、遊んでいる子供たちの楽しそうな声を聞くこともできない。そんな風に手に入れたポケモンに、思い出なんて一つも詰まっていないと思います

筆者2

うっ……iconちゃんの言葉が刃のように突き刺さる……。確かにその時は、ただの数字が増えていくだけの作業のように感じた瞬間もありました。でも、公園に着いた途端にレアなポケモンが出現して、それをジョイスティックで歩み寄ってタップした時、僕の中のゲーマーの欲望が勝ってしまったんです。ああ、これで僕はもう汗をかかなくても最強になれるんだって、暗い快感に包まれてしまったんですよ

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4. 実践編②:ルートクルーズと自動捕獲の狂気

筆者

ジョイスティックでの手動操作の次は、いよいよ自動化機能の検証だな。Flashmanには、あらかじめ設定したルートを自動で巡回する『ルートクルーズ』機能と、Brookのお家芸である『オートキャッチ(自動捕獲)』機能が備わっている。これらを組み合わせたらどうなるか、想像しただけでも恐ろしいが

筆者2

それはもう、地獄の工場の完成でしたよ。僕はアプリの地図上で、都内でも有数のポケストップ密集地帯である秋葉原から上野周辺にかけて、細かくポイントを打って巡回ルートを作成しました。そして、移動速度を自転車に設定し、ルートクルーズを開始。同時に、Flashman本体のオートキャッチ機能をオンにしました。あとは、iPhoneを机の上に放置するだけです

筆者3

オートキャッチの仕様は、従来のBrook製品と同じか?画面上にポケモンが出現すると、自動的にモンスターボールを1回だけ投げ、捕獲に成功するか逃げられるかのどちらかになる。そしてポケストップの範囲に入れば、自動的にディスクを回してアイテムを回収する。つまり、プレイヤーは完全に画面から目を離していても、ゲームが勝手に進行していくシステムだな

筆者2

その通りです。僕は放置したまま、パソコンでアニメを見たり、漫画を読んだりしていました。1時間後にiPhoneの画面を見てみると、信じられない光景が広がっていたんです。バッグの中には数百個のアイテムがパンパンに詰め込まれ、ポケモンボックスには見慣れないポケモンが大量に捕獲されていました。しかも、その中には色違いのポケモンまで何匹か混ざっていたんです!僕が1時間ただアニメを見て笑っていただけで、何時間も歩き回った時以上の成果が手に入ってしまったんですよ!

筆者

まさに効率化の極致、あるいはゲームというエンターテインメントの完全なる否定だな。プレイヤーが苦労して得るべき報酬を、機械が代行して刈り取っていく。もはやそれは遊びではなく、単なるデータの収集作業だ。しかも、秋葉原のような密集地帯を、疲労を知らない機械のペースで巡回し続けるのだから、人間が物理的にプレイするよりも圧倒的に効率が良いに決まっている

筆者4

なんだか、お話を聞いているだけで悲しくなってきます。ゲームの中のポケモンたちは、iconさんが一生懸命探して会いに来てくれたと思っているのに、実は機械が機械的にボールをぶつけていただけなんて。それに、そんなことをしてボックスをいっぱいにしても、本当に好きなポケモンと一緒に過ごしているという実感は得られないんじゃないでしょうか。ただの数字のコレクションになってしまっています

筆者2

iconちゃんの言う通りです……。大量に捕まえたポケモンたちを整理している時、僕の心の中にあったのは達成感ではなく、果てしない虚無感でした。これ、僕がやってる意味あるのかな?って。でも、一度この効率の良さを知ってしまうと、もう自分の足で歩いてボールを手投げしていた頃には戻れない。抜け出せない泥沼にはまっていくような感覚でした

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5. 実践編③:チーム同期モードの悪用とジム独占の背徳

筆者

さらに堕ちていったわけだな。次はお前が最も楽しみにしていたであろう、複数のアカウントを同時に操作する『チーム同期モード』の話を聞こう。お前の手元には、メインアカウントのiPhoneと、サブアカウントを入れた古いiPhone、そしてiPadの合計3台があったはずだ。これらをどう使ったんだ?

筆者2

はい……。僕は深夜2時、近所の公園にあるジムをターゲットにしました。普段から近所のライバルたちと激しい争奪戦を繰り広げている激戦区のジムです。僕はFlashmanのアプリでチーム同期モードをオンにし、3台の端末のBluetoothをすべてFlashmanに接続しました。すると、1つのジョイスティックを動かすだけで、3台の画面のアバターが一糸乱れぬ動きで同時に公園へ向かって歩き出したんです。まるで、僕が3人の兵士を操る司令官になったような気分でした

筆者3

物理デバイス1つに対して、複数台のスマートフォンを同時接続し、同じ座標のシミュレーション信号を一斉に送信できる仕様というわけか。Brookの技術力の高さには本当に呆れるな。で、そのまま3つのアカウントで同時にジムバトルを仕掛けたわけだ

筆者2

そうです。いつもなら一人で時間をかけて倒す強力な防衛ポケモンも、3つのアカウントから同時に一斉攻撃を仕掛ければ、ものの数秒で溶けていきました。そしてジムを更地にした後、僕の3つのアカウントのポケモンを同時に配置したんです。深夜の誰もいないはずの公園のジムが、瞬く間に僕の色に染まり、僕のポケモンたちで埋め尽くされました。誰も僕を止めることはできない。僕は自分の部屋にいながら、この地域の支配者になったんだと、恐ろしい全能感に酔いしれていました

筆者4

……最低です。本当に最低だと思います。そのジムにポケモンを置いていた人たちは、お休みの日に家族で散歩しながら、一生懸命歩いてそこまで行ったのかもしれないんですよ?それを、部屋の中からズルをして、しかも3人がかりの卑怯な手で奪い取るなんて。ゲームだからといって、他人の努力を鼻で笑って踏みにじるような行為は、絶対に許されることじゃありません!

筆者

iconがここまで怒りを露わにするのは珍しいな。だが、彼女の怒りはすべての善良なプレイヤーの代弁だ。地域密着型のARゲームにおいて、位置偽装と複垢の組み合わせは最悪のテロ行為だと言える。見えない敵からの圧倒的な暴力。これをやられた側のモチベーションは根こそぎ奪われ、最終的にはゲームから人が離れていく原因になる。お前が深夜に浸っていた全能感は、ゲームの寿命を削ることで得られた錯覚に過ぎない

筆者2

ごめんなさい……本当にごめんなさい。次の日の朝、僕が占拠したジムを見に行ったら、いつもジムを争っていた近所の小学生の兄弟が、スマホを見ながら悔しそうにしているのを見かけてしまって……。その瞬間に、自分のやったことの浅ましさに気づいて、激しい自己嫌悪に陥りました。僕は一体、何と戦って勝った気になっていたんだろうって……

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6. 破滅へのテレポート:クールダウンの罠とハワイの悲劇

筆者3

そこまで後悔しておきながら、お前の暴走は止まらなかったわけだ。いよいよ破滅の瞬間について語ってもらおうか。なぜお前のアカウントは制裁を受けるに至ったんだ?アプリの検知システムに引っかかったのか?

筆者2

いえ……完全に僕自身の無知と欲深さが原因です。ジムを独占したことで完全に理性を失っていた僕は、ついに禁断の機能『テレポート(即時異動)』に手を出してしまったんです。ネットの掲示板で『ハワイのホノルル周辺に地域限定のキュワワーが大量発生している』という書き込みを見て、僕は迷うことなくホノルルの座標を入力し、テレポートボタンを押しました。画面が切り替わった瞬間、僕のアバターは常夏のハワイのビーチに立っていたんです

筆者

なるほど。位置偽装チーターが必ず直面する、そして自滅する最大の落とし穴にハマったわけだな。お前はポケモンGOにおけるチート対策の基本概念である『クールダウンタイム』を知らなかったんだろう

筆者4

クールダウンタイムってなんですか?ゲームのスキルを使う時の待ち時間みたいなものですか?

筆者

それに近い概念だが、位置偽装特有のものだ。ポケモンGOのサーバーは、プレイヤーのアクション(ポケモンにボールを投げる、ジムで戦う、ポケストップを回すなど)が行われた座標と時間を常に記録している。もし、東京でアクションを起こしたわずか数秒後に、数千キロ離れたハワイで別のアクションを起こしたらどうなる?飛行機でも何時間もかかる距離を、数秒で移動できる人間は存在しない。システムは即座に『異常な移動(チート)』であると判断し、自動的に『ソフトバン(Softban)』という一時的なペナルティを課すんだ

筆者3

ソフトバン状態になると、マップ上のポケモンにボールを投げても絶対に一発で煙を出して逃げられ、ポケストップを回してもアイテムが出なくなる。これを回避するために、チーターたちは移動距離に応じた待機時間を独自に計算してきた。例えば、長距離のテレポートをする前後は、ゲーム内で少なくとも2時間は一切のアクションを起こさない、という暗黙のルールだ。Flashmanのアプリ内にも、おそらくこのクールダウンタイマーを計算する警告機能が備わっていたはずだが?

筆者2

はい……画面の端っこに、赤い文字で『Cooldown time: 120 minutes』ってカウントダウンが表示されていました。でも、英語だったし、目の前にずっと欲しかったキュワワーが現れた興奮で、完全に無視してしまったんです。僕は震える手でキュワワーをタップし、ズリのみを与えてハイパーボールを投げました。でも、ボールが1回揺れた瞬間、ボフッという音とともにキュワワーは一瞬で消え去り、逃げられてしまったんです

筆者

完全にソフトバンが発動したな。東京のジムで暴れた直後にハワイでポケモンを捕まえようとするなど、運営に対して『私は今、盛大に位置偽装をしています!』と大声で自己申告しているようなものだ。システムの検知AIからすれば、これほど分かりやすく、かつ愚かなチーターはいないだろう

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7. 制裁(シャドウバン)の執行と絶望の赤警告

筆者3

ソフトバンはあくまで一時的な制限であり、数時間放置すれば解除されることが多い。だが、問題はその後だ。運営のAIは、お前のその異常な移動履歴をしっかりとデータベースに記録した。そして、最終的な審判を下したわけだな

筆者2

ハワイでの失敗から数時間後、僕はもう一度ゲームを起動しました。すると、いつもは見慣れたロード画面の後に、見たこともない真っ黒な背景に赤い文字で書かれた警告文が表示されたんです。『サードパーティ製のソフトウェア、または改ざんされたソフトウェアが検出されました。これらの使用は利用規約違反です。』という、いわゆる『黒板(赤警告)』と呼ばれる画面でした

筆者4

わぁ……。本当にそんな警告が出るんですね。文字を見るだけで鳥肌が立ってしまいます。それが、前回の記事で言っていた『スリーストライクポリシー』の第一段階、ストライク1ということですか?

筆者

そうだ。ストライク1を受けると、そのアカウントは約7日間にわたって『シャドウバン(Shadowban)』という特殊なペナルティ状態に置かれる。この状態になると、マップ上に珍しいポケモンや進化形のポケモンが一切出現しなくなる。現れるのは、ポッポやコラッタといった一部のありふれたポケモンだけだ。さらに、フレンドリストからのギフトの送受信ができなくなったり、レイドバトルの招待が受けられなくなったりと、ゲームのあらゆる機能が制限される

筆者2

まさにその通りでした。僕の周りにはポッポしかいません。近くの様子を見ても、真っ白です。昨日まで僕のボックスを彩っていた色違いのポケモンたちも、なんだか冷たい目をして僕を見ているような気がして……。さらに恐ろしいのは、このストライク1の期間中に少しでも不審な動きを検知されれば、即座にストライク2(30日間のアカウント停止)、そしてストライク3(永久BAN)へと移行するという事実です。僕は今、首の皮一枚で崖っぷちに立たされているんです

筆者3

自業自得という言葉すら生温い。お前はFlashmanという悪魔のデバイスを手に入れ、効率と優越感に目が眩み、自らその崖から飛び降りたんだ。7日間で済むという保証もどこにもない。Nianticの判断次第では、明日いきなりアカウントが消滅する可能性だって十分にある。何十万円も課金し、何千時間も費やしたお前のアカウントは、今や風前の灯火だ

筆者2

うわああああん!ごめんなさい!もう二度とチートなんてしません!Flashmanはもうハンマーで粉々に叩き割りました!だから神様、僕のアカウントを許してください!僕の相棒のレックウザと一緒に、また平和にお散歩させてください!お願いします!!

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8. 総評:タイパの裏に潜む虚無感と、ゲーム体験の喪失

筆者

iconの醜い泣き顔を見たところで、今回の実機レビューのまとめに入ろう。ONO貿易から販売されたBrook製の位置偽装デバイス『Flashman』。確かにその技術力は凄まじく、PC不要、脱獄不要でいとも簡単に位置情報を操作できてしまう。ジョイスティックでの滑らかな移動、ルートの自動巡回、そしてオートキャッチ。これらを駆使すれば、人間の努力など馬鹿らしくなるほどの圧倒的な効率(タイパ)でゲームの報酬を得ることができるだろう

筆者3

だが、その代償はあまりにも大きい。一つは、Nianticの規約に違反することによるアカウント喪失という物理的なリスク。クールダウンを完璧に管理したとしても、ルート巡回などの機械的な直線移動や、長時間の不自然なオンライン状態は、いずれAIの高度な分析によって検知される。完全なハードウェア制御でアプリ側から見えなくしたところで、サーバー側に蓄積される行動ログまでは誤魔化せない。BANされるのは時間の問題だ

筆者4

そしてもう一つは、iconさんが言っていた『虚無感』ですよね。苦労をせずに手に入れたものには、何の価値も思い出もありません。自分の足で歩いて、汗をかいて、時には雨に降られながら見つけたポケモン。お友達と一緒にワクワクしながら倒したレイドボス。そういう『体験』こそが、このゲームの本当の宝物なんだと思います。機械に歩かせて集めたデータなんて、ただの虚しい数字の羅列です

筆者

iconの言う通りだ。我々がゲームをプレイするのは、効率よくデータを集めるためじゃない。その過程にある困難や、偶然の出会い、そして達成感を楽しむためだ。Flashmanのようなデバイスは、その最も美味しい部分をプレイヤーから奪い取り、ただ結果だけを吐き出す。それはもはやゲームではなく、終わりのない苦行だ。お前ら読者も、決して目先の効率や誘惑に負けてはいけないぞ

筆者2

ぐすっ……皆さんの言う通りです。僕は大切なことを忘れていました。BANの恐怖におびえながら、部屋の中でポッポを眺めている今の僕より、真夏の炎天下で汗だくになりながら、やっとの思いで色違いを捕まえて大喜びしていたあの頃の僕の方が、何百倍も幸せでした。もし、もしこのシャドウバンが解けたら、僕は必ず自分の足で、外の世界を歩き直します。誓います!

筆者3

まあ、お前のその涙が本物かどうかは、7日後の結果次第だな。もし永久BANを食らって引退することになったら、その時は盛大に笑ってやるから覚悟しておけ。読者の皆様におかれましては、この愚か者を反面教師として、決して不正ツールには手を出さず、清く正しいポケ活ライフを送っていただくよう切に願います

筆者

というわけで、今回は自腹を切って地獄を見た男の悲惨な体験談をお届けした。技術の進化は我々に便利さをもたらすが、それに振り回されて自分自身の体験を無価値にしてしまっては本末転倒だ。ゴールデンウィークはすぐそこまで来ている。便利なデバイスをポチる前に、お気に入りの靴の紐をしっかりと結び直すんだな。それでは読者のみんな、現実世界での良き冒険ライフを。乙!

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