【マイクラ体験談】運営になろうとして失敗?「DDoS攻撃」で閉鎖に追い込まれた実録

まものの むれが あらわれた! まものは なにかを つぶやいている!

筆者

おい、お前ら。今日はいつになく深刻なテーマだ。マインクラフトにおいて、誰もが一度は夢見る『サーバー主(鯖主)』という地位。自分のワールドに人を呼び、神として崇められる……そんな甘い幻想を抱いた結果、地獄を見た男の話をするぞ

筆者2

ううっ……思い出したくない!あの日見たログの滝!止まらないDiscordの通知音!そしてプロバイダから届いた警告メール!僕、ただみんなと楽しく『iconランド』を作りたかっただけなのに!なんであんなことに!

筆者3

自業自得ですね。セキュリティの知識もないまま、掲示板に自宅サーバーのIPアドレスを晒すなんて、パンツ一丁で戦場に立つようなものです。今日は、iconが引き起こしたサーバー閉鎖事件の一部始終を振り返り、これからサーバーを立てようとしている無謀な初心者たちへの警鐘とします

筆者4

私、あそこで作ったお花屋さんがなくなっちゃったの、まだ悲しいです……。一生懸命お水をあげてたのに、ある日突然、サーバーに入ろうとしたら『接続できません』って……

1. 悲劇の幕開け:安易な「サーバー公開」と承認欲求

筆者

事の発端は先月だ。iconが『僕も有名実況者みたいに視聴者参加型サーバーを開きたい!』と言い出したのが始まりだったな。俺もネタになると思って許可したのが間違いだった

筆者2

だって!自分のサーバーを持てば、女の子たちから『鯖主さん素敵!』ってモテモテになれると思ったんですよ!だから自宅の高性能PCを使って、ポート開放して、Twitter(現X)で『誰でも歓迎!24時間稼働!』って宣伝しまくりました!

筆者3

この時点で死亡フラグが乱立していますね。自宅サーバーのIPアドレスを不特定多数に公開するリスクを全く理解していなかった。IPアドレスはネット上の住所です。それを晒すということは、全世界の悪意ある人間に『ここに爆弾を投げ込んでいい家がありますよ』と看板を立てるのと同じです

  • 初心者がやりがちなNG行動:
  • DDoS対策のない自宅回線でサーバーを公開する。
  • ホワイトリスト(許可制)にせず、誰でも入れる設定にする。
  • SNSでIPアドレスを画像付きで拡散する。

2. 予兆:謎のラグと「大量のゲスト」

筆者

最初の数日は順調だった。iconも建築を手伝ってくれたし、何人かの新規プレイヤーも定着していた。だが、3日目の夜、異変が起きた

筆者4

はい。私がケーキを作って皆さんに配ろうとしたら、急に誰も動かなくなったんです。チャットも打てなくて、ブロックを壊してもすぐに元に戻っちゃう……いわゆる『ラグい』状態でした

筆者2

僕、最初は『おお!参加者が増えすぎて重くなったのかな?人気サーバーの宿命だなあ』なんて呑気に喜んでたんですよ!TABキーを押して参加者リストを見たら、見たこともない名前のプレイヤーが50人くらい入ってきてたし!

筆者3

それが攻撃の第一波です。Bot(ボット)による大量接続ですね。正規のプレイヤーを装ったプログラムが、サーバーの定員を埋め尽くし、チャット欄にスパムを流し始めました。iconさんが『ファンが増えた!』と喜んでいたあの謎の文字列、あれは攻撃ツールによる自動メッセージですよ

3. 悪夢の瞬間:DDoS攻撃(Distributed Denial of Service)の発動

筆者

そして本当の地獄が始まった。サーバーが重いどころか、完全に落ちた。再起動しても即落ちる。それだけじゃない。icon、お前の家のネットはどうなった?

筆者2

YouTubeが見れない!Google検索もできない!スマホのWi-Fiも繋がらない!家のネット回線そのものが死にました!ルーターのランプが激しく点滅して、壊れるかと思いましたよ!

筆者3

それがDDoS攻撃です。攻撃者はBotネットを使って、あなたの自宅のルーター(IPアドレス)に向けて、処理しきれないほど大量の通信データを送りつけました。サーバーソフトだけでなく、回線そのものをパンクさせられたのです。いわゆる『回線落ち』を、物理的な規模でやられたわけです

筆者

ログを確認したら凄まじかったな。1秒間に数万件の接続リクエスト。海外の怪しいIPアドレスからの集中砲火。これじゃあ、家庭用ルーターなんてひとたまりもない

  • 攻撃された時の症状:
  • マイクラサーバーだけでなく、自宅の全てのネット機器が不通になる。
  • Discordに犯人らしき人物から「金払えば止めてやる」とDMが来る。
  • プロバイダから「異常なトラフィックを検知したため通信を制限しました」と連絡が来る。

4. 犯人の要求と、為す術のない敗北

筆者2

そうなんです!Discordに『Server Down? Pay 50$』みたいなメッセージが来たんです!怖くてブロックしましたけど、攻撃は止まらなくて……。僕、泣きながらLANケーブル抜きました

筆者4

iconさん、その時電話しても繋がらなかったのは、そのせいだったんですね……。怖かったですよね

筆者3

典型的な脅迫(ランサムDDoS)ですね。しかし、個人レベルでこれに対抗するのは不可能です。一度特定されたIPアドレスを変更するには、ルーターの電源を長時間切ってプロバイダからの割り当てが変わるのを待つか、プロバイダに泣きついて変更してもらうしかありません。結局、サーバーは閉鎖せざるを得ませんでした

筆者

対策プラグイン(AntiBotなど)を入れる隙すら与えられなかったからな。回線ごと潰されたら、プラグインなんて無意味だ。これが『自宅サーバーの限界』ってやつだ

5. 失敗から学ぶ:サーバーを安全に公開するには?

筆者3

さて、ただ怖がらせるだけでは意味がありません。もし次にサーバーを立てるなら、どうすべきだったのか。専門的な観点から解説します

① 自宅サーバーではなく「VPS」や「レンタルサーバー」を使う

筆者3

自宅のIPを晒すのが最大のリスクです。ConoHa VPSAgamesのような、DDoS対策機能がついた有料のレンタルサーバーを借りるのが鉄則です。これなら、攻撃されても自宅のネットは無事です

② ホワイトリスト(Whitelist)制にする

筆者

不特定多数を入れるからBotが入ってくる。Discordで面接をして、信頼できるプレイヤーだけをホワイトリストに登録する。これだけでリスクは9割減る

③ プロキシサービス(TCPShieldなど)を導入する

筆者3

大規模サーバーを目指すなら、TCPShieldのようなプロキシ(盾)となるサービスを挟むことで、サーバーの本当のIPアドレスを隠すことができます。これ無しで大規模公開サーバーを運営するのは自殺行為です

筆者2

難しいカタカナがいっぱい……。要するに、ケチって自宅でやろうとした僕がバカだったってことですね!?プロはお金で安全を買うってことですね!?

筆者4

でも、知っているお友達だけで遊ぶなら、Realms(レルムズ)という公式のサービスもありますよね?私たちはそっちの方が合っている気がします

6. まとめ:運営ごっこは命がけ

筆者

というわけで、iconの『神になりたい計画』は、DDoSという名の神の雷(いかづち)によって幕を閉じたわけだ。サーバー運営は、楽しいことばかりじゃない。常に攻撃のリスクと隣り合わせだということを忘れるな

筆者2

はい……。もう二度とIPアドレス晒しません。これからはiconちゃんと、パスワード付きの安全な部屋で、ひっそりと愛を育みます!それが僕のサンクチュアリ!

筆者3

そのサンクチュアリ、iconさんからは『接続拒否』されているようですが。……まあ、読者の皆さんも、ネット上での公開範囲には十分気をつけてください。マイクラは楽しいゲームですが、その裏にはリアルなネットワークの闇も広がっていますから

筆者4

私も、今度はRealmsで、平和にお花屋さんを作り直します。iconさんは……えっと、お店の警備員さん(外)ならお願いしてもいいですよ?

筆者

外かよ。まあ適任だな。それじゃあ、今日はここまで。サーバーを立てたい香具師は、まずはセキュリティの勉強から始めろよ。解散!

筆者2

乙!みんなもルーターのランプには気をつけてねー!