おい、お前ら。今日はいつになく知的なテーマだ。アクションやFPSで指先ばかり鍛えている脳筋どもに告ぐ。今、SNSで『日本語の奥深さがヤバい』『作者の語彙力がバグってる』と話題沸騰中のブラウザゲーム、『MARY – メアリ姫の奪還』を徹底レビューするぞ。2025年末に現れたこの怪物タイトル、お前らの錆びついた脳みそを、言葉のパズルで揉みほぐしてやるからな
うおおおおお!メアリ姫!姫ですよ姫!僕、このゲームのために広辞苑を枕にして寝ました!夢の中で『あ』から『ん』までの文字が僕を罵倒してくるご褒美タイムを過ごしましたよ!早く姫を救い出して、僕だけのものにしましょう!あ、でも
ちゃんも捨てがたい……くっ、僕の心はダブルブッキングだ!
……お前の夢の話は聞いていないし、誰も興味がない。だが、このゲームが異常な盛り上がりを見せているのは事実だ。個人サークル『夜路地(YORUROJI)』氏が制作したこのフリーゲーム、システムは至ってシンプル。しかし、その制約こそが最大の魅力だ。『表示された言葉に、たった1文字だけ追加して、意味と運命を改変する』。これだけだ。文字を消すことも、入れ替えることもできない。ただ1文字を足すだけで、状況を打破しなければならないのだ
こんにちは。私もやってみました! 最初は簡単だと思ったんですけど、『文字を消せない』っていうのがすごく難しいんですよね。余計な文字が残っちゃうから、それをどうやって別の言葉の意味に取り込むか……すごく頭を使いました。ドット絵のメアリ姫も可愛くて、ついつい何度も遊んじゃいました
1. タイトル画面から始まる「初見殺し」の洗礼
まず、このゲームの洗礼はタイトル画面から始まる。画面には『はじる』というボタンが一つ。これをクリックしても、メアリ姫が顔を赤らめて『恥じる』だけでゲームが始まらないんだ。俺も最初はクリック連打して、バグかと思ったぞ
あのアニメーション、最高ですよね! 姫がモジモジしてるのを見るだけでご飯3杯いけます。僕、あそこで30分くらい『はじる』連打してました。ハァハァ……恥じらってる姫、尊い……。一生このままでもいいんじゃないかと思いましたけど、やっぱり姫の声が聞きたいので進めましたよ!
通報案件だな。正解は、カーソルを合わせて『め』を一文字足し、『はじめる(始める)』に変えることだ。だが、それ以外にも『はじる』という言葉に対して、どこに文字を足すかで無数の分岐が存在する。例えば、文頭に『い』を足せば『いはじる(言い恥じる)』になり、また違った反応が見られる。タイトル画面だけでこの作り込みだ。作者の狂気すら感じるな
- ここが凄いよ『メアリ姫』のシステム:
- 追加のみの制約: 文字を削除できないため、残った文字をどう活かすかが鍵となる。
- 場所は自由: 文字の先頭、真ん中、末尾、どこにでも1文字挿入できる。
- 圧倒的な分岐数: 失敗した言葉にも専用のリアクションが用意されていることが多い。
そう、このゲームの本質はクリアすることじゃない。『いかに変な言葉を作って、作者の想定したリアクションを引き出すか』という宝探しなんだ。もはや、作者との知恵比べと言っても過言ではない
2. 魔王戦は「大喜利」の戦場だ
ストーリーは、魔王にさらわれたメアリ姫を、平民の主人公が助けに行くという王道なんですよね。でも、魔王との対決も全部『言葉』で戦うのが面白いです。たとえば、魔王を目の前にして『切る』という物騒な言葉が出たりするんです
そこで素直に『切る』を選ぶと、普通に攻撃して反撃を食らう。これでは二流だ。例えば『み』を足して『み切る(見切る)』にすれば攻撃を回避できるし、『し』を足して『し切る(仕切る)』にすれば、なぜか魔王とのバトルの進行役を始めてしまう。この『なんでそうなるんだよ!』というツッコミ待ちの展開が400通り以上あるらしい
僕のお気に入りは、魔王に対して『ね切る(値切る)』ですよ! 命のやり取りをしてるのに、急に関西のオバちゃんみたいになって、『まけてーな、そこをなんとか』みたいに交渉し始めるんです。魔王も困惑して『えっ、金の話?』みたいな顔するのが最高にシュールでした!
お前の金への執着が出たな。俺が笑ったのは、『切る』に『め』を足して『〆切る(締め切る)』にした時だ。急に魔王城の受付時間が終了して、魔王が『えっ、今日はもう終わり? また明日来ればいいの?』みたいにスゴスゴと帰っていくんだよ。あの空気感は、往年のバカゲーを彷彿とさせるな
- 魔王戦での珍回答例:
- 「切る」→「キレる」: 主人公がブチ切れて理不尽な暴力を振るう(カタカナ変換も対応)。
- 「切る」→「横切る」: 戦わずに素通りする。魔王も無視されると寂しそうだ。
- 「逃げる」→「食い逃げる」: 何を食ったんだお前は。魔王城の食堂か?
『逃げる』の選択肢も奥が深い。『な』を足して『なげる(投げる)』にすれば魔王を投げ飛ばすし、『こ』を足して『こげる(焦げる)』にすれば自滅する。一文字の違いで英雄にもなるし、ただの燃えカスにもなる。まさに、ペンは剣よりも強し、を体現しているな
3.
が発見した「紳士の隠しルート」と「愛」の行方
ふふふ……ここからが本番ですよ皆さん。このゲーム、健全なフリをしてますが、実は隠された際どい言葉も認識するんです! 僕は見つけましたよ、姫に対しての愛を表現する方法を!
えっ……
さん、また変なこと考えてませんか? 『愛』とか『恋』とか、そういう綺麗な言葉ならいいんですけど……
さん、耳を塞いでいてください。この男の脳内辞書は、ピンク色のページしかありませんから。おい変態、何を足したんだ。言ってみろ
いやだなあ! 僕は純愛を探求しただけですよ! 姫との会話パートで『すき(好き)』って言葉を作りたくて……でも元にある文字が『あき(空き)』だったんですよ! だから『す』を足して『すあき(素焼き)』にしようかと思ったんですけど、それじゃ姫が焼かれちゃう! そこで僕は、あえて『あ』を足して『あいき(愛機)』にしたんです! 姫は僕のロボットだ! ガンダ〇だ! と思って!
……結果はどうだったんだ?
姫に『私は機械ではありません』って冷静に突っ込まれて、好感度が下がりました! なんでだ! 僕の愛機になれよ! ファンネルになれよ!
当然の結果ですね。このゲーム、トゥルーエンドに行くのが意外と難しい。ふざけてばかりいると『疎遠』になったり、姫に愛想を尽かされたりする。選択肢の積み重ねが、最終的な二人の関係値に響いてくるシステムなんだ。お前のように自分の欲望を押し付けるだけのプレイでは、真のエンディングには到達できないようになっている
ちなみに、SNSでは『はじる』を『いじる』に変えたり、もっと直接的な下ネタを入力しようとして、作者の手のひらで踊らされている報告が多数上がっている。だが、そういう言葉を入力しても『そんな言葉はありません』という無機質なエラーではなく、ちゃんと『それは流石に……』といった専用の拒絶メッセージが出るあたり、作者の執念を感じるな
4. 語彙の迷宮!クリア後の「おまけ」が本番説
私は変な言葉じゃなくて、普通に幸せな結末を目指しました! 魔王を倒して、メアリ姫にプロポーズして……。でも、最後に『結婚』につながる言葉を作る場面で、うっかり1文字間違えたら、なぜか魔王と友情が芽生えるエンドになっちゃって……
あるあるだな。実はこのゲーム、エンディングリストを埋めるのがエンドコンテンツなんだ。『英雄エンド』『逃亡エンド』『結婚エンド』、そして謎の『魔王と〇〇エンド』。全てを見るためには、広辞苑レベルの語彙力と、小学生レベルの柔軟な発想が必要になる
特に難関なのが、漢字変換の罠だ。ひらがなで入力しても、自動的に漢字に変換されて意味が通る場合と、カタカナになって別の意味になる場合がある。例えば『かこ』という言葉に『う』を足せば『かこう(加工)』にもなるし、文脈によっては『歌皇(かこう・歌の王)』と解釈されるかもしれない(※このゲームにその単語があるかは別として)。この言葉の揺らぎを楽しむのが、大人の嗜みというものだ
僕は諦めませんよ! 絶対に姫と結婚して、
ちゃんに自慢するんだ! そのためには……そうか! 『うばう(奪う)』に文字を足して……えっと……『うばいあう(奪い合う)』!? 誰と!? 僕と魔王で姫を取り合う三角関係ルートですか!? 燃えてきたああああ!
お前、楽しみ方の天才だな。だが、その『奪い合う』も実際に試してみる価値はある。ネガティブな言葉に見えても、文脈次第でドラマチックな展開になることがあるからな
- エンディング分岐攻略のヒント:
- 基本はポジティブ変換: ネガティブな言葉をどうやってプラスの意味に変えるか考える。
- あえての失敗: 明らかに間違った言葉やおふざけワードが、レアな分岐を開く鍵になることも。
- 「ん」の魔法: 困ったら「ん」を入れてみる。意外な動詞に化けることが多い。
5. なぜ『MARY』はこれほどまでに人を惹きつけるのか
アクションゲームのような派手なエフェクトもない。ガチャのような射幸心もない。あるのは『文字』と『ドット絵』だけ。それなのに、なぜ俺たちはこんなにも熱中してしまうのか
それは、我々日本人が無意識に使っている『日本語』というツールの面白さを、再発見させてくれるからでしょう。たった一文字で、肯定が否定になり、愛が憎しみになり、シリアスがギャグになる。その変化のダイナミズムを、ゲームという形式で体験できる。これは、ある種の知的興奮です
私は、やっぱり失敗しても楽しいところが好きです。間違っても『ブブー!』って怒られるんじゃなくて、面白い反応が返ってくるから、どんどん色々な言葉を試したくなるんです。失敗が遊びになるって、素敵ですよね
僕は姫が可愛いから! それだけです! 姫の困り顔を見るためなら、僕は何度でも辞書を引きますよ! あと、作者さんのTwitter(現X)での更新情報も面白いんですよね。ユーザーが見つけたバグみたいな言葉を、逆に仕様として取り入れたりしてて
6. 総評:2026年、まずはこのゲームで「脳のストレッチ」をせよ
というわけで、『MARY – メアリ姫の奪還』。ただの一発ネタかと思いきや、言葉遊びの深淵を覗ける傑作だったな。ブラウザで無料で遊べるから、スマホや会社のPC(休憩中にな!)でサクッと遊べるのも良い。インストール不要、会員登録不要のUnityRoom作品というのが大きい
配信者たちがこぞってプレイするのも頷けます。リスナーと一緒に『次、なんて文字入れる?』『その言葉は草』とコメント欄で盛り上がるには最高のツールですから。言葉はコミュニケーションの基本。このゲームは、その基本を遊び尽くすための最高の遊び場です
お前らも、自分の語彙力を試したくなったら今すぐ検索だ。ただし、変な言葉ばかり入れて履歴を汚すと、後で家族に見られた時に『はじる』ことになるから気をつけろよ
うまいこと言ったつもりか! でも僕の履歴は既に『おっぱい』とか『ぱんつ』とか検索した後で埋まってるので、今更恥じることなんてありません! 僕は無敵だ! さあ、次は『けっこん』を『けっこんしき』にしてきます!
あはは……
さん、それは『しき』で2文字足してるからダメですよ……? ルール、わかってますか?
えっ……? ああああ! そうだった! 1文字だけだった! 僕の結婚式が遠のいていくううう!
……本当に、救いようがないな。それでは、解散!
読者のみんな、良き言葉遊びライフを。乙!


