あ、あの……。私、一生懸命お家を作ったんですけど、恐竜さんが壁をすり抜けてきちゃうんです……。昨日もドアを開けた瞬間にラプトルさんが飛び込んできて、リスポーン地点が地獄絵図になっちゃって……
ラプトルになりたい!
ちゃんの部屋に侵入して、恐怖に震えるその姿を至近距離で眺めたい! そのまま押し倒……ぐへへ! あ、いや、僕が人間防波堤になって守ってあげますよ! 裸一貫で!
即刻殺処分だな。……
さん、それは壁をすり抜けているのではなく、AIのパスファインディング(経路探索能力)が向上した結果、最短ルートで侵入されている可能性が高いですね。ASAの恐竜は、壁のわずかな隙間や、壊しやすい建材を的確に狙ってきます。今日は、そんな賢くなったAIを逆手に取る、最新の建築術を学びましょう
そうだ。建築はただの箱作りじゃない。恐竜との知恵比べだ。2026年の今、最も効率的で事故らないトラップと、最強の拠点防衛術を伝授してやる
1. ASAで激変!建築システムとAI挙動の基礎知識
まずは敵を知り、己を知れ。ASAで建築周りがどう変わったか、ざっくりおさらいするぞ
- 建築システムの統合:壁、ドア枠、窓枠などが1つのアイテムに統合され、設置時にRキーなどで切り替え可能になった。インベントリがスッキリする神仕様だ。
- スナップ判定の改善:土台の高さ調整や、壁の裏表の廃止など、直感的に組みやすくなっている。
- AIの進化:野生恐竜が障害物(木や石)を避けてプレイヤーを追尾する能力が向上。昔のように『木に引っかかって動けない』状況が減った。
そうなんですよ! 昔なら岩の上に逃げれば勝ち確だったのに、最近のカルノタウルスときたら、回り込んで坂道を登ってくるんです! まるで僕のストーカー気質みたいにしつこい!
お前のストーカー行為と一緒にしないでください。この『回り込む』という性質が重要です。つまり、恐竜を誘導したい場所に『道』を作ってやれば、彼らは喜んでそこを通るということです。これをトラップに応用します
2. コスパ最強!初心者でも作れる「改良型・箱型トラップ」
テイム(捕獲)のためのトラップは、複雑である必要はない。ASAの仕様を活かした、低コストかつ汎用性の高い箱型トラップの作り方だ
必要な資材(石の建材推奨)
- 土台:4つ(2×2マス)
- ドア枠:8〜12個(2段または3段積む)
- 階段(またはスロープ):2〜4個
- ハッチ枠(天井):なくてもいいが、あると便利
作り方の手順
えっと、土台を四角に並べて、壁を作るんですよね? でも壁だと中が見えなくないですか?
そこがポイントだ。壁ではなく『ドア枠』を使う。ドア枠はプレイヤーや小さな恐竜は通れるが、ラプトル以上のサイズの恐竜は通れない。しかも射撃が通るから、外から麻酔矢を撃ち放題だ
- 土台設置:2×2の広さに土台を置く。
- 壁(ドア枠)設置:周囲をドア枠で囲む。高さは捕まえたい恐竜に合わせて2段〜3段にする(ティラノなら3段以上推奨)。
- スロープ設置:箱の外側の一辺に、地面から箱の中へ飛び込めるように階段(スロープ)を設置する。
使い方は簡単です。恐竜に敵対された状態でスロープを駆け上がり、箱の中に飛び込みます。そして自分だけドア枠の隙間から脱出する。すると、AIは『プレイヤーを追うためにスロープを登る』という判断をし、勢い余って箱の中に落ちます
なるほど! 飛んで火に入る夏の虫! 僕を追いかけて愛の巣(檻)に飛び込んでくるわけですね! これなら僕のテクニックでも失敗しません!
ASAのAIは賢いからこそ、『プレイヤーへの最短ルート(スロープ)』を用意してやると面白いように引っかかる。落下式トラップよりも確実性が高いぞ
3. 拠点を守る「湧き潰し」と「誘導」の極意
トラップはわかりました! でも、普段生活しているお家を守るにはどうしたらいいですか? 壁で囲っても、いつの間にか中に入られてたりして……
それは『湧き潰し』が甘いか、壁の作り方が間違っているかのどちらかだ。まずは湧き潰しから解説する
湧き潰し(Spawn Blocking)の範囲を理解しろ
ARKには、特定の建造物の周囲には野生恐竜や資源がスポーン(出現)しないという仕様があります。これを活用して、拠点の敷地内を安全地帯にします
- 土台・天井:湧き潰し効果があるが、範囲は狭め。
- 餌箱(Feeding Trough):意外と範囲が広い。拠点の四隅に置くと効果的。
- 恐竜用ゲート:湧き潰し効果はない(またの名を『ガバガバ判定』)。
よくある失敗が、『ゲートだけで囲って、中は地面むき出し』というパターンだ。これだと敷地内に敵が湧く。景観を気にするなら、地面に『柱』を埋め込むか、土台を下げて設置して湧き潰しを行え
壁は「完全封鎖」するな? キルゾーンの作成
次に防衛だ。ASAのAIは、壁の一番脆い部分や、防御の手薄な部分を狙ってくる傾向がある。だから、あえて『入り口』を作っておくのも一つの手だ
えっ!? ドアを開けっ放しにするんですか? ウェルカム強盗状態じゃないですか!
違います。『敵が通りたくなるような一本道』を作り、そこにトラップやタレット(自動砲台)、あるいは護衛の恐竜を集中配備するのです。これを軍事用語でキルゾーン(殺害地帯)と呼びます
なるほど……。迷路みたいにして、敵を誘導するんですね。それなら、お家の周りをグルっと壁で囲むより、一箇所だけ開けておいて、そこに強いペットを置いておけばいいんですね!
その通り。PvEなら『恐竜用ゲート』を並べて壁にするのが一番手っ取り早いが、ゲートの間隔を詰めすぎるとAIがバグってすり抜けることがある。少し重ねるように設置するか、ゲートとゲートの間に柱を立てて『物理的に通れない』状態を作るのが鉄則だ
4. 事故を防ぐための「AI挙動」活用テクニック
最後に、建築とAIを組み合わせた小技を紹介する。これを知っているだけで、事故率が激減するぞ
中立(Neutral)と無抵抗(Passive)の使い分け
僕の恐竜たち、いつも敵を追いかけてどこかに行っちゃうんですよね……。帰ってきたら瀕死だったり、そもそも帰ってこなかったり。家出ですか? 反抗期ですか?
それはお前の指示出しが悪いだけだ。拠点の護衛用恐竜は、基本的に『中立』にしておき、さらに『追従距離:低』にして、動かない『アンカー役(亀など)』に追従させておくのがセオリーです
こうすれば、敵が来たら迎撃し、倒したらアンカー役の元に戻ってくる。ASAではAIが賢くなった分、遠くまで深追いしすぎる傾向があるから、この『リード(紐)』をつける作業は必須だ
スタック防止のスロープ活用
あの、大きな恐竜さんがよく段差に引っかかって動けなくなってるんですけど、あれって助けてあげられますか?
拠点の入り口や通路には、必ずスロープや階段を設置しろ。ASAのAIは段差を認識するが、微妙な高さの段差でスタック(ハマる)しやすい。スムーズな動線確保は、人間だけでなく恐竜にとっても快適な家作りの基本だ
まとめ:建築はサバイバルの盾であり、最強の矛である
長くなったが、ASAにおける建築とトラップの要点は以下の通りだ
- トラップは「箱型+スロープ」:ドア枠で囲い、AIの習性を利用して自ら飛び込ませろ。
- 拠点は「湧き潰し」を徹底:ゲートで囲うだけじゃなく、土台や柱で敷地内の敵スポーンを防げ。
- 防衛は「誘導」を意識:キルゾーンを作り、敵をそこに集めて殲滅しろ。
うおおおお! わかりました! 僕、これから拠点を改装してきます! 迷路みたいな通路を作って、最後には僕の寝室にたどり着く『愛の迷宮』を完成させますよ!
敵がたどり着く前に、お前が自分の拠点で迷子になって餓死するのが目に見えていますね。……まあ、建築はトライ&エラーです。失敗しても、建材が回収できるようになったASAなら何度でもやり直せますから
私も、まずは小さなトラップ作りから始めてみます。ラプトルさんを捕まえて、いつかお友達になれるように頑張りますね!
おう、その意気だ。自分の身は自分で守る。それがARKの世界で生き残る唯一のルールだ。しっかり準備して、快適なサバイバルライフを送れよ。解散!
検索! 検索! 『石の建材 集め方 効率』! ……えっ、ドエディクルスって言うのがいるんですか? 可愛い!
まずはそこからかよ……。乙


