おい、お前ら。今日は人類の進化と退化を同時に体験する実験企画だ。テーマは『スマホ版マイクラ(統合版)を極限まで快適にする』だ。画面のタッチ操作で誤爆してマグマダイブするのはもう懲り懲りだろ?
うおおおお!待ってました!僕、スマホでマイクラやってると、手汗で画面がヌルヌルになって、視点移動しようとしたら空を見上げてクルクル回るという奇行を繰り返していたんです!指が太すぎてアイテム欄が見えない問題とも、今日でおさらばできるんですね!
こんにちは。えっと、コントローラーをつなぐだけじゃなくて、テレビにも映しちゃうって聞きましたけど……。それって、スマホの小さな画面じゃなくて、リビングの大きなテレビで遊べるってことですか?
その通りだ。Bluetoothコントローラー接続、そしてHDMI出力による大画面化。この2つを組み合わせることで、手持ちのスマホを最新鋭の据え置きゲーム機へと変貌させる。……はずだったんだが、検証を進めるうちに俺たちはある重大な真理(欠陥)に気づいてしまった。今日はその悲しき記録を、8000文字の熱量で語り尽くすぞ
1. そもそも「タッチ操作」はマイクラに向いていない説
まずは現状の確認だ。スマホ版マイクラ、通称PE(現在は統合版)だが、タッチ操作に限界を感じている香具師は多いはずだ
限界というか、苦行ですよ!匠(クリーパー)が近づいてきた瞬間にバックしようとして、焦ってインベントリを開いちゃって爆死。これ、スマホ版あるあるですよね!?僕、これでダイヤモンド装備一式をロストした夜、枕を濡らしました
構造的な欠陥ですね。画面上に仮想パッドを表示するため、指で画面の3割近くを隠してしまう。視認性が悪い上に、クリック感がないため操作ミスが多発する。特にPvPやパルクール、緊急時の戦闘において、タッチ操作は圧倒的に不利です
私は建築をするのが好きなんですけど、ブロックを置きたい場所と違うところに置いちゃうことがよくあって……。壊して、置いて、また間違えて壊して……ってやってると、日が暮れちゃうんです
2. 神デバイス降臨!スマホに最適なコントローラーを選べ
スマホに接続できるコントローラーは多種多様ですが、安物買いの銭失いにならないよう、推奨される規格とモデルを紹介しましょう。基本的にはBluetooth接続ができるものが前提です
エントリーNo.1:王道にして頂点「Xbox ワイヤレス コントローラー」
まず間違いないのがこれだ。マイクロソフト純正、つまりマイクラの開発元と同じ親会社のデバイスだ。WindowsやAndroid、iOSとの親和性が異常に高く、遅延も少ない。迷ったらこれを買え
手に馴染む!このフィット感、まさに実家のような安心感!ABXYの配置もマイクラの表示と一致してるから、脳が混乱しないのが最高です!電池式なのがちょっと重いけど、エネループを使えば永久機関の完成ですよ!
エントリーNo.2:普及率No.1「DualSense (PS5コントローラー)」
既にPS5を持っているなら、それを流用するのが最も経済的です。iOS14.5以降、Android 12以降であればネイティブ対応しており、タッチパッドをマウスカーソルとして使える場合もあります(機種による)。ただし、ボタン表記が△○×□なので、画面上の表記(ABXY)と脳内で変換する知能が必要です
ぐぬぬ……。画面に『Aを押して決定』って出てるのに、手元の『×』を押さなきゃいけない。これはIQが試されますね。僕には少し荷が重いかもしれません
エントリーNo.3:スマホ一体型「Backbone One / Razer Kishi」
あ、これ見たことあります!スマホを左右から挟み込むやつですよね? Switchみたいになって可愛いです!
そう、これこそが『スマホを携帯ゲーム機にする』ための最終兵器だ。USB-CやLightning端子に直結するタイプが多く、Bluetooth特有の遅延(ラグ)がほぼゼロ。電車移動中や寝転がりながらやるなら最強の選択肢だ
ただし、値段が高い。1万5000円〜2万円近くする。あと、分厚いスマホケースをつけていると装着できないという罠があります。ケースを外す手間を許容できるかどうかが分かれ目ですね
3. 接続実践!Bluetoothのペアリングと遅延の壁
- 手順①:スマホのBluetooth設定をオンにする。
- 手順②:コントローラーのペアリングボタンを長押し(ロゴが高速点滅)。
- 手順③:スマホの画面に出てきたデバイス名をタップ。
- 手順④:マイクラを起動。設定>コントローラーでキー配置を確認。
うおおおお!動く!動くぞ!スティックを倒すと視点が動く!感動!……あれ? でもなんか、ワンテンポ遅くないですか? ジャンプボタンを押してから、キャラが飛ぶまで微妙な間があるような……
鋭いですね。それがBluetooth遅延(レイテンシー)です。無線で信号を飛ばす以上、どうしても数ミリ秒〜数十ミリ秒のラグが発生します。特にAndroidの安価な機種や、電波干渉の多い場所では顕著になります
ガチ勢はこの遅延を嫌う。だからこそ、OTGケーブル(USB変換アダプタ)を使って有線接続する猛者もいるくらいだ。だが、今回は『快適さ』重視だ。多少のラグは慣れでカバーしろ。それよりも、画面の小ささが気になってこないか?
言われてみれば……。コントローラーを持って離れて操作すると、スマホの画面が遠い!文字が米粒みたいです!これじゃあ、せっかくの操作性が台無しですよ!
だろう? そこで次のステップだ。この小さな画面を、リビングの巨大テレビに映し出す!
4. 禁断の儀式「テレビ出力」!スマホが据え置き機に化ける時
スマートフォンの画面をテレビに映す方法は、大きく分けて2つあります。『無線(ミラーリング)』と『有線(HDMI)』です
方法①:無線ミラーリング(Chromecast / AirPlay)
私、YouTubeをテレビで見るときに使ってます! 線がいらなくて便利ですよね
動画を見る分には優秀ですが、ゲームには致命的です。映像を圧縮してWi-Fi経由で飛ばすため、操作してから画面が動くまで0.5秒〜1秒ほどの遅延が発生します。マイクラで0.5秒の遅延は、クリーパーの爆発から逃げ遅れることを意味します
やってみました! ……うわあああ!酔う!画面がガビガビだし、スティック倒しても反応しないと思ったら急にグルン!って回る!これはゲームじゃない、拷問器具だ!
方法②:有線HDMI出力(DisplayPort Alt Mode)
ゲーマーなら有線一択だ。USB-C端子からHDMIに変換するアダプタを使う。ただし、全てのスマホができるわけじゃない。『DisplayPort Alt Mode』に対応した機種(iPhone 15以降、Galaxy Sシリーズ、Xperia 1/5シリーズなど)が必要だ
僕の格安Android、対応してませんでした……。画面が真っ暗なままです。詰んだ……
お前のスマホは文鎮だな。さて、対応機種に『USB-C to HDMIハブ』を接続し、テレビと繋ぐ。するとどうだ……
わぁ……! テレビいっぱいにマイクラの画面が! 画質もすっごく綺麗! これ、本当にスマホのゲームなんですか?
5. 最強環境の完成?……忍び寄る「ケーブル地獄」と「発熱」
さん!iPhone 16 Pro Maxを借りてきました! これでHDMI出力して、Bluetoothコントローラーで操作! 完璧じゃないですか! まさに新時代のゲーミング体験! 僕、もうPCいらないかも!
浮かれるのはまだ早いですよ。長時間プレイしてごらんなさい。物理的な問題が浮き彫りになるはずです
(1時間後)
あつっ! スマホがあっつあつです! 目玉焼きが焼けそうです! しかもバッテリーがゴリゴリ減っていく!
ですが、『充電しながら』+『重いゲーム』+『外部出力』という三重苦は、バッテリーに凄まじい熱ダメージを与えます。スマホの寿命を削って遊んでいるようなものです
あと……配線がすごいです。スマホから太いHDMIケーブルが伸びてて、充電ケーブルも刺さってて、まるでスパゲッティみたい。ちょっと動かすとケーブルに引っ張られてスマホが落ちそうになります……
そう、これが『有線接続のジレンマ』だ。快適な映像を得るためには、スマホをテレビの近くに固定し、ケーブルでがんじがらめにする必要がある。手元にはコントローラー。スマホ本体はテレビ横で熱を発しながら鎮座する黒い板となる
6. ここで我々は気づいてしまった。「これ、Switchでよくね?」
さて、ここからが本題だ。俺たちは『スマホで最高のマイク体験』を追求してきた。かかった費用と手間を整理してみよう
- 高スペックなスマホ:10万円〜20万円(必須)
- しっかりしたBluetoothコントローラー:6,000円〜8,000円
- PD対応 HDMI変換ハブ:3,000円〜5,000円
- ハイスピードHDMIケーブル:1,000円
- セットアップの手間:毎回ケーブルを繋ぎ、ペアリングを確認し、アプリを起動する
合計金額……考えたくないですね。まあスマホは生活必需品だからノーカンとしても、周辺機器だけで1万以上かかってます
その通りだ。任天堂というハードウェアメーカーが、数十年かけて突き詰めた『ゲーム専用機の利便性』に、スマホの継ぎ接ぎフランケンシュタイン仕様で挑むこと自体が、無謀だったのかもしれない
言わないで! それ以上はいけない! 僕が苦労してハブの相性問題を解決した時間とか、Amazonで怪しい中華製アダプタを買って失敗した経験とかが、全部無駄になっちゃうじゃないですか!
さらに言うなら、PC(Java版/統合版)はどうだ? ゲーミングPCがあるなら、MODも入れ放題、影MODでグラフィックは実写レベル、キーボード&マウスで操作性最強。あえてスマホをテレビに繋ぐメリットは、『PCもSwitchも持っていないが、ハイエンドスマホとテレビだけはある』という極めて限定的なシチュエーションに限られます
7. それでも「スマホ+コントローラー」を推す理由
だが待て。完全に無駄というわけではない。このスタイルの真価は、『ポータビリティ』と『データの連続性』にある
データの連続性……? 難しくて頭が痛くなってきました
Switchは持ち運べるが、ポケットには入らない。だがスマホは常にポケットに入っている。通勤通学の電車内ではスマホ単体(またはBackbone One)で遊び、実家に帰省した時やホテルのテレビにHDMIで繋げば、『いつものワールド』を大画面で続きから遊べる
あ、それは素敵かも! 旅行先のホテルのテレビで、自分のスマホに入ってるマイクラを映して、みんなでワイワイ遊ぶ……なんてことができますね!
確かに。Switchを持ち歩くほどではないが、出先で少しガッツリ遊びたい。あるいは、Realms(サーバー)契約をしておらず、ローカルデータをメインに遊んでいるユーザーにとっては、端末を変えずに環境を変えられるのはメリットです
- このスタイルが向いている人:
- SwitchやPCを持っていない学生
- ミニマリスト(ゲーム機というハードウェアを増やしたくない)
- 出張や旅行が多く、ホテルのテレビを活用したい人
- 既にハイエンドスマホを持っていて、追加投資を抑えたい人
8. 結論:ロマンはあるが、餅は餅屋だった
ううっ、身も蓋もない……。でも確かに、電話がかかってきたらゲーム中断ですし、LINEの通知がテレビの大画面に表示されて『今日のご飯なに?』とか全国公開されるリスクもありますもんね……
通知切り忘れによるプライバシー流出事故ですね。有名配信者がよくやるミスです。ゲーム専用機は、そういう邪魔が入らない『没入感』を提供してくれる装置でもあるのです
私は、スマホはスマホとして、手軽にベッドでゴロゴロしながら遊ぶのが一番だと思います。テレビでやりたくなったら、サンタさんにSwitchをお願いします!
それが正解だ。だが、ガジェットオタクとしてのロマンは満たされた。スマホ一台で何でもできる万能感、ハブやケーブルを駆使して構築する秘密基地感。これを愛せる変態だけが、この茨の道を歩めばいい
はい! 僕、変態として生きていきます! 早速、冷却ファン付きのHDMIハブを探してきます! まだまだ僕のスマホは熱くなれるはずだ!
発火してニュースになるのだけは避けてくださいよ……。それでは皆さん、用法用量を守って、良きマイクラライフを
解散! 乙!




