おい、お前ら。今日は我々SmaBros編集部が総力を挙げて挑んだ大型企画、『4人で協力!ハードコア100日生存チャレンジ』のレポートをお届けするはずだった。……はずだったんだが、どうしてこうなった? なあ、手元の原稿が3行で終わっているのは、プリンターの故障か?
ち、違うんです! ラグです! 回線が悪かったんです! あとあの子供ゾンビ、絶対加速チート使ってました! 動きがニュータイプでした! あれは赤い彗星の再来ですよ!
ログを見ろ、このポンコツ。『
はゾンビに殺害された』。経過時間3分14秒。カップラーメンすら出来上がらない時間で全滅するとは、ある意味でeスポーツ界の伝説だな。お前がパニックで走り回らなければ、我々はまだ生きていたんだぞ
……3分で終わる男の人って、私、あんまり好きじゃないです(冷徹)。せっかく皆でお揃いのスキンに着替えて、気合を入れてスタートしたのに。私の冒険、オープニングトークだけで終わっちゃいました
というわけで、今回は企画倒れもいいところだが、開始3分で4人の大人が全滅した奇跡の記録を恥を忍んで公開する。マルチプレイにおける連携の重要性と、ハードコアの恐ろしさを骨の髄まで味わってくれ
1. 0分00秒:希望に満ちたスタート
まずはスタート地点だ。我々は平原バイオームにスポーンした。天気は晴れ。最高の滑り出しだったはずだ。目標は『100日後のエンダードラゴン討伐』。誰もが成功を疑わなかった
そうですよ! 僕は叫びましたもん!『我々は無敵のSmaBros探検隊だ!』って!
ちゃんを守るナイトとして、僕が先陣を切って資材を集めるぞー!って意気込んで、近くの暗い森(ダークオークの森)にダッシュしたんです!
それが全ての過ちの始まりだった。ハードコアモードにおいて、防具なしで視界の悪い森へ突っ込むのは自殺行為だ。しかも、お前は我々の制止を無視して『木材確保ー!』とか叫んで消えていった
2. 1分30秒:森からの悲鳴
私と
さんと
さんは、安全な平原で羊毛を集めたり、作業台を作ったりしてたんですよね。そしたら、森の奥から
さんの声が聞こえてきて……
いや、あいつがいたんだよ! 木の陰に! 金装備をつけたベビーゾンビが! 僕、最初は『おっ、レア敵じゃん!』って思って、木の棒で殴りかかったんです。でも、あいつ速すぎる! 一撃殴った瞬間、スーパーアーマーみたいに突っ込んできて、僕のライフを一瞬で半分まで削ったんですよ!
そこで冷静に死ねばよかったものを。お前はあろうことか、その殺戮マシーンを引き連れて、我々の元へ戻ってきたな。『助けてドラ〇もーーん!』と叫びながら
3. 2分15秒:パニックの連鎖、崩壊するライン
視界に入った瞬間、絶望しましたよ。全速力で走ってくる
の後ろに、金色の残像が見えましたからね。私が『逃げろ!散開しろ!』と指示を出した時には、もう手遅れでした
だって!
ちゃんの方に行けば、
ちゃんが魔法か何かで助けてくれると思ったんだもん! 僕は
ちゃんの後ろに隠れようとしました!
信じられません! 私を盾にしたんですか!? いきなり目の前に
さんが飛び出してきて、視界が塞がれたと思ったら、足元から『ギャー!』って声がして……私、一瞬で画面が赤くなりました
- 地獄の連鎖:
がベビーゾンビを連れて帰還(トレイン行為)
、パニックになり
の逃げ道をブロックで塞ぐ- 逃げ場を失った
、ベビーゾンビの連撃を受け死亡(脱落)
『
はゾンビに殺害された』……。私、何もしてないのに。お花を摘んでただけなのに……
4. 2分45秒:無意味な抵抗と同士討ち
がやられた瞬間、俺と
で迎撃に入った。だが、ハードコアのベビーゾンビは攻撃力が異常だ。しかも、小さいから攻撃が当たらない
私が石の剣で狙いを定めた瞬間、横から
が『うわあああ!』と腕を振り回して割って入ってきましたね。おかげで私の攻撃は
に当たり、そのノックバックで
が私の前に弾き飛ばされ、私が攻撃できなくなりました
ごめんなさい! パニックだったんです! 敵だと思って殴ったら
さんでした! そして、その隙にベビーゾンビが僕の股下を抜けて、
さんに噛みついたんです!
足元を……掬われた……。防具なしでは2発か3発で終わりです。私の計算では勝てるはずでしたが、味方という名のデバフが強力すぎました。『
はゾンビに殺害された』。無念です
5. 3分14秒:そして誰もいなくなった
残ったのは俺と
、そして無傷の金装備ベビーゾンビ。俺は覚悟を決めた。『
、囮になれ!その間に俺が逃げて立て直す!』と叫んだ
リーダー! ひどい! でも、逃げようとしたら満腹度が減っててダッシュできなかったんです! ゾンビは僕を無視して、なぜかリーダーの方へ向かっていきました!
は? なんで俺? ……そうか、
が死んだ場所でドロップした『生の豚肉』を拾ってしまったからか……? ゾンビは俺を獲物と認識した。俺は必死に土ブロックを積んで高所へ逃げようとした。だが、奴は登ってきた
そして、リーダーが食べられている間に、僕は後ろから素手で殴りかかりました! 今だ! チャンスだ! ……でも、倒せなかった
俺が散った直後、お前も一撃で沈んだな。画面には『Game Over』の文字。そして『スペクテイターモード(観戦)』への切り替えボタン。……静寂。開始から、わずか3分14秒の出来事だった
6. 反省会:なぜ我々は3分で散ったのか
今回の敗因を冷静に分析しましょう。戦犯は明白ですが、それ以外にも学ぶべき点はあります
- ① ハードコアを舐めるな:難易度ハードの攻撃力は、防具なしでは即死級です。
- ② 子供ゾンビは最優先で逃げろ:移動速度が速く、攻撃頻度も高い。初期装備で挑む相手ではありません。
- ③ パニックこそが最大の敵:
のトレイン行為と、味方への進路妨害(トロール)がなければ、各個撃破されることはなかったでしょう。
ううう……。ごめんなさい……。僕が、僕が英雄になろうなんて思わなければ……。
ちゃん、嫌いにならないで……
……
さん。私、短いのが嫌いって言いましたけど、それ以上に周りを巻き込んで自滅する人の方がもっと嫌いです(暗黒微笑)。次からは、
さんだけ先に地下に埋めてからスタートしませんか?
名案だ。安全確保のため、
は土の中に隔離しておこう。それが世界平和のためだ
そんなぁ! 生き埋めハードコアなんて聞いたことないよ! でも……また遊んでくれるってことですよね!? ね!?
はぁ……。まあ、リベンジは必要でしょう。このままでは我々は『カップラーメン以下の男たち』として歴史に名を残してしまいますから
そういうことだ。読者のみんな、マルチプレイでハードコアをやる時は、絶対に単独行動をするなよ。そして、ベビーゾンビを見たら、プライドを捨てて全力で逃げろ。それが、3分で全滅した先輩からの遺言だ
次は10分くらいは生き延びましょうね。ふふっ
目標が低すぎる! 解散!
乙! 次こそはダイヤ見つけるぞー!

