【リトルナイトメア】世界が絶賛した「可愛くて怖い」悪夢の正体とは?トラウマ級の没入感を徹底レビュー【評価・考察】

まものの むれが あらわれた! まものは なにかを つぶやいている!

筆者

おい、お前ら。今日は世界中で1200万本以上を売り上げ、インディーゲーム界の歴史を変えたと言っても過言ではない傑作、リトルナイトメアLittle Nightmares)』について語り尽くすぞ。ただのホラーゲームだと思ってスルーしている香具師、人生の半分を損していると言っておこう

筆者2

うおおおおお!シックスちゃん!僕の黄色い天使!いや、黄色い悪魔!?どっちでもいい!あの小さな体で一生懸命走る姿、お腹が空いてうずくまる姿……もうね、保護欲が爆発して銀河になりそうです!僕がモウ(胃袋)になって彼女を包み込みたい!

筆者3

警察だ。その発言自体が既に悪夢(ナイトメア)だ。……しかし、この作品が持つ芸術性と、プレイヤーの精神を削り取るような演出は、確かに特筆に値する。ホラーゲームという枠組みを超え、一つの『体験』として完成されているからな。今日はその魅力を、恐怖に震えるiconさんと共に解剖していこう

筆者4

こ、こんにちは……iconです。リトルナイトメア、パッケージの女の子はすごく可愛いんですけど、背景がなんだかドロドロしてて……私、怖いのが本当に苦手なんですけど、最後までプレイできるでしょうか?『千と千尋の神隠し』みたいって聞いたんですけど……

筆者

安心しろ。最初は怖いが、途中から『怖さ』よりも『この世界の先を見たい』という好奇心が勝るはずだ。それに、お前の横にはもっと恐ろしいiconがいる。ゲームの中の化け物なんて可愛く見えるぞ。さあ、黄色いレインコートを羽織って、悪夢の世界へダイブだ

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1. 「リトルナイトメア」とは何か?小さな少女の絶望的な脱出劇

筆者

まずは基本情報の整理だ。このゲームはスウェーデンの『Tarsier Studios』が開発し、バンダイナムコエンターテインメントから2017年に発売されたサスペンスアドベンチャーだ。ジャンルとしては、横スクロールのアクションに奥行きを持たせた『2.5D』スタイルだな

筆者3

物語の舞台は、広大な海に浮かぶ巨大な船舶『モウ(The Maw)』。直訳すると『胃袋』です。主人公である9歳の少女シックスは、この鉄と脂と肉にまみれた牢獄から脱出を試みます。セリフやテキストによる説明は一切なく、映像と音だけで物語を語るスタイルが特徴です

  • 基本スペックまとめ:
  • タイトル:LITTLE NIGHTMARES -リトルナイトメア-
  • ジャンル:サスペンスアドベンチャー
  • プレイ時間:初見で3〜6時間程度(やり込み要素除く)
  • 価格:現在はDLC込みの『Deluxe Edition』がお得(セール時は数百円になることも)

筆者2

3〜6時間!短いと思うでしょ?でもね、その数時間が地獄のような濃密さなんですよ!常に死と隣り合わせ。一瞬の判断ミスが命取り。クリアした後の疲労感と達成感は、長編RPGをクリアした時以上かもしれません!シックスちゃんの吐息ひとつ聞き逃せませんからね!

筆者4

胃袋……名前からして嫌な予感がします。でも、説明がないっていうのは、自分で『ここはどこだろう?』って考えながら進むってことですよね?そういうのは好きかもしれません

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2. 「怖いけど美しい」矛盾が生み出す唯一無二の世界観

筆者

このゲーム最大の評価点は、間違いなくアートワーク(美術)だ。『可愛い』と『不気味』、そして『美しい』と『汚い』が同居している。このバランス感覚が異常なんだよ

デフォルメされた恐怖とリアリズムの融合

筆者3

キャラクターデザインを見てください。主人公のシックスは非常に小さく、華奢で、守りたくなる造形をしています。対して、襲いくる敵(ゲストや管理人)は、醜悪に太り、皮膚がたるみ、あるいは手足が異様に長い。この対比(コントラスト)が、プレイヤーに生理的な嫌悪感と、シックスへの感情移入を同時に植え付けます

筆者2

そう!あの敵キャラたち、まるで粘土細工を失敗したみたいな見た目なんですけど、質感だけは妙にリアルなんですよ!脂ぎった肌のテカリとか、服の汚れとか……。可愛いシックスちゃんがあんな奴らに捕まったらと思うと、僕の正義の鉄槌が火を噴きそうです!

筆者

開発スタッフも言っていたが、これは『子供の視点から見た大人の世界』の隠喩でもあるんだ。子供にとって、大人は巨大で、理不尽で、何を考えているか分からない恐ろしい存在に見えることがある。その原体験をホラーとして再構築しているわけだ

「千と千尋」×「ティム・バートン」の悪夢

筆者4

あ、わかります!あの、湯婆婆(ゆばーば)とかが出てくる感じ……。和風な部屋があったり、たくさんの料理が並んでいたり。でも、どこか暗くてジメジメしていて、ティム・バートン監督の映画みたいなゴシックな雰囲気もありますね

筆者3

その感性は正しい。特に後半の『ゲストエリア』における、和風の内装と暴食の宴は、明らかにスタジオジブリの影響を感じさせます。しかし、ジブリが『生命力』を描くなら、リトルナイトメアは徹底して『腐敗と死』を描いている。美しいのに、どこか腐った匂いが漂ってきそうな映像美。スクリーンショットを撮る手が止まらなくなるプレイヤーが続出するのも納得です

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3. 五感を支配する恐怖の演出とサウンド

筆者

ホラーゲームにおいて、グラフィック以上に重要なのが『音』だ。このゲーム、BGMとSE(効果音)の使い方が神がかっている

心拍音が告げる死の予感

筆者2

これですよ!ドクン……ドクン……って!敵に見つかりそうになったり、近くに怪物がいると、シックスちゃんの心臓の音がコントローラーの振動と共に伝わってくるんです!これがもう、緊張感をMAXまで引き上げてくる!僕の心臓もリンクして不整脈起こしそうです!

筆者3

BGMも秀逸です。基本的には静寂、あるいは船のきしむ音や風の音が環境音として流れていますが、ここぞという場面で流れる子供のハミング(鼻歌)のような不協和音。これが精神を逆撫でします。メロディアスでありながら不安を煽る、絶妙なサウンドデザインですね

筆者

視覚情報も制限されているのがいいな。画面の端が少し暗くなっていたり、カメラワークが揺れたりして、常に『何かが潜んでいるかもしれない』という疑心暗鬼を生む。ジャンプスケア(びっくり系)で安易に驚かせるのではなく、じわじわと真綿で首を絞めるような『雰囲気ホラー』の極致だ

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4. ゲームプレイ:無力な少女ができること

筆者4

シックスちゃんは、武器を持って戦ったりできるんですか?ゾンビゲームみたいに、銃を撃ったりとか……

筆者

いいや、シックスは徹底して『無力』だ。武器なんてない。できることは、走る、ジャンプする、掴む、そしてライターで火を灯す。これだけだ

「隠れる」と「逃げる」の緊張感

筆者3

敵に見つかったら、基本的には即死です。だからこそ、机の下に隠れたり、影に潜んだりするステルスアクションが重要になります。敵の視界に入らないように移動し、物音を立てないように進む。この『かくれんぼ』の要素が、幼少期の恐怖を呼び覚まします

筆者2

でも、いざ見つかった時の『全力逃走』も熱いんですよ!短い足で一生懸命走って、スライディングして、ギリギリで通気口に飛び込む!あの瞬間の脳汁はヤバいです。ふぅ……助かった……って、リアルにため息が出ますからね

物理演算を使ったパズル要素

筆者

ただ逃げるだけじゃない。このゲームはパズル要素も強い。物理演算が働いているから、重いものを引きずって足場にしたり、テコの原理を使ったり、振り子の反動を利用したりする。頭を使わないと先に進めないんだ

筆者4

アクションが苦手でも、頭を使えばなんとかなるってことですね?それなら私でも頑張れるかも……。でも、ライターって何に使うんですか?

筆者3

暗闇を照らすのはもちろんですが、ランタンや蝋燭に火を灯すことでチェックポイントになったり、小さな安心感を得られたりします。この暗く冷たい世界で、シックスが持つライターの小さな炎だけが、唯一の希望のように感じられる演出も見事ですね

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5. 登場する悪夢の住人たち(敵キャラクター考察)

筆者2

出た……!僕のトラウマメーカーたち!こいつらのデザイン、天才的だけど本当に夢に出るから勘弁してほしい!

長すぎる腕の盲目「管理人(The Janitor)」

筆者

序盤の難敵、管理人だ。こいつは目が見えない代わりに、聴覚と嗅覚が異常に発達している。そして何より、手が異常に長い。どこに逃げても、その長い腕が伸びてきて捕まえられる

筆者3

包帯で巻かれた顔、短すぎる足、そして不気味に長い指。物音を立てると即座に反応して追いかけてくるAIの挙動は、ステルスゲームとしての面白さを凝縮しています。彼が部屋にいる時の『呼吸音』だけで、プレイヤーは身動きが取れなくなります

双子の料理人「シェフ(The Twin Chefs)」

筆者2

こいつらが一番生理的にキツイ!ブヨブヨの皮膚……あれ、マスクなんですよね!?首元をいじってるモーションを見て、中身はどうなってるんだって想像したら、夜ご飯が喉を通りませんでしたよ!あと、こいつらが調理している肉……あれってまさか……

筆者4

えっ、まさか……シックスちゃんと同じ……?

筆者

……言わせるな。厨房のステージは、まな板の包丁の音や、鍋が煮える音がリアルすぎて逆に怖い。彼らの生活感と、そこにある狂気が、この船の異常性を際立たせているんだ

最強の支配者「レディ(The Lady)」

筆者3

物語の鍵を握る、モウの支配者。和服のような装束に、能面のようなマスク。彼女だけは他の敵とは違い、静謐な美しさと、圧倒的な魔力を漂わせています。彼女との対峙は、アクションゲームとしてのクライマックスに相応しい演出が待っています

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6. 考察:なぜ「リトルナイトメア」なのか?

筆者

さて、ここからは少しディープな話をしよう。このゲーム、クリアしても明確な答えは出ない。だが、そこがいい。プレイヤーなりの考察ができるからな

「飢え」と「7つの大罪」

筆者3

シックスは冒険の途中、強烈な『飢え(空腹)』に襲われます。最初はパンで満たされますが、徐々にその対象は……エスカレートしていきます。この『暴食(Gluttony)』の描写は、7つの大罪をモチーフにしているという説が有力です

筆者2

あのお腹が空いた時のシックスちゃんの苦しそうな声……。『何か食べさせてあげて!』って思うんですけど、まさかあんなものを食べるなんて……。あのシーンで僕、シックスちゃんを見る目が変わりました。ただの可愛い被害者じゃない、この子もまた『狂気』の一部なんだって

タイトルの意味

筆者4

リトルナイトメア……『小さな悪夢』ですよね。シックスちゃんが悪夢を見ているってことですか?

筆者

それもある。だが、英語の『Little Nightmares』は複数形だ。シックス自身が『小さな悪夢』そのものだという解釈もできる。あるいは、子供たちが感じる世界の恐怖そのものを指しているのかもしれない。このタイトルの意味が、エンディングを見た後に重くのしかかってくるんだ

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7. ユーザー評価と、あえて挙げる不満点

筆者3

絶賛ばかりでは嘘くさいので、Web上のレビューや、我々がプレイして感じた『惜しい点』も公平に挙げておきましょう

  • ここが最高(Pros):
    • 唯一無二のアートスタイルと没入感。
    • 説明不要で伝わるストーリーテリング。
    • ホラー初心者でもクリアできる絶妙な難易度。
    • 考察しがいのある深い設定。
  • ここが惜しい(Cons):
    • 奥行きの判定がシビア:2.5D特有の問題で、細い橋を渡る時などに距離感が掴めず、落下死することが多い。
    • ロード時間が長い(※):特に発売当初のPS4版やSwitch版は、死にゲーなのにロードが長くストレスだった。(現在はSSD環境や次世代機なら快適)
    • ボリューム不足:定価で買うと、クリア時間の短さに対して割高に感じる人もいる。

筆者2

奥行き!これですよ!『そこ掴めるだろ!』って距離でスカって落下死した時の絶望感!シックスちゃんをごめんねって言いながら何回奈落に落としたか……。距離感音痴の僕にはツライ仕様でした!

筆者

まあ、死んで覚える『トライ&エラー』が前提のゲームだからな。ボリュームに関しては、映画一本分の上質な体験を買うと思えば、俺は妥当だと思うが、コスパ重視の香具師には短く感じるかもしれん

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8. 続編『リトルナイトメア2』との関係

筆者3

ちなみに、続編である『2』も発売されています。こちらは主人公が『モノ』という少年に変わり、シックスはパートナーとして登場します。ボリュームも倍増し、ホラー要素も強化されています

筆者

『1』が気に入ったら『2』もマストバイだ。というか、『1』と『2』を両方やって初めて完結する物語だと言ってもいい。時系列の考察も含めて、このシリーズは沼が深いぞ

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まとめ:今すぐこの悪夢に迷い込め

筆者

長々と語ったが、結論は一つだ。『つべこべ言わずやれ』。ホラーが苦手でも、アクションが苦手でも、この雰囲気ゲーとしての完成度は一度体験しておくべきだ

筆者2

シックスちゃんの可愛さと、この世界の残酷さのギャップに脳を焼かれてください!クリアした後、きっとあなたも黄色いレインコートが欲しくなるはずです!僕はもう買いました!サイズが合わなくて破れましたけど!

筆者4

ふふ、iconさんはともかく、私も少し勇気が出ました。怖いけど、美しい世界……。まずは体験版から始めてみようかなって思います。謎解きで詰まったら、教えてくれますか?

筆者3

ええ、いつでも。攻略サイトを見る前に、まずは自分で悩んで、失敗して、そしてこの世界の理不尽さを肌で感じてください。それがこのゲームの正しい楽しみ方ですから

筆者

そういうことだ。部屋を暗くして、ヘッドホンを装着し、誰にも邪魔されない環境でプレイすることをお勧めする。それでは読者のみんな。良き悪夢を。乙!

筆者2

検索!検索!『シックスちゃん 素顔 考察』!うおおおおお!新世界の神になる準備はできている!乙!

筆者3

……本当に、救いようがないな。解散だ!

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