【ライフイズストレンジ】クロエとレイチェルの関係性考察|ビフォアザストームへの伏線

まものの むれが あらわれた! まものは なにかを つぶやいている!

筆者

おい、お前ら。今日はアルカディア・ベイに刻まれた最も美しく、そして最も残酷な『二人』の物語について語るぞ。クロエ・プライスとレイチェル・アンバー。この二人の関係性を理解せずして、ライフイズストレンジ(以下LiS)は語れない。無印で見え隠れした幻影と、前日譚『ビフォア ザ ストーム(BtS)』で描かれた鮮烈な実像。その光と影を解剖する

筆者2

待ってましたあああ!このテーマだけで論文が書けますよ!クロエにとっての光、レイチェル!美しきカリスマ!そして悲劇のヒロイン!二人が電車で脱走を夢見るシーンとか、もうエモすぎて画面が見えませんでした!尊い……ひたすらに尊い!

筆者3

興奮するな、単細胞。しかし、この二人の関係は非常に複雑かつ多面的です。単なる親友とも、恋人とも言い切れない流動的な感情。そしてレイチェルという少女が抱えていた『演技』という名の闇。今日はiconさんがいないので、レイチェルの裏の顔も含めて容赦なくメスを入れていきましょう

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1. 無印(LiS1)における「理想化されたレイチェル」

筆者

まず初代LiSの話からだ。プレイヤー(マックス)にとって、レイチェルは『既に行方不明の少女』として登場する。彼女自身の声を聞くことはなく、クロエの証言や、町に残された痕跡から人物像を組み立てるしかなかった

筆者3

無印でのクロエは、レイチェルを『天使』のように語ります。自分を孤独から救い出してくれた唯一の理解者であり、絶対に自分を裏切らない存在だと。マックスに対して『レイチェルならこうしてくれたのに』と当てこするシーンもありましたね

筆者2

クロエちゃんの部屋に貼ってある写真とか、スマホの待ち受け画面とか……彼女がいかにレイチェルに依存していたかが分かって切ないんですよ。マックスがいない間の3年間、クロエの空いた穴を埋めたのは間違いなくレイチェルでしたから

筆者

だが、物語が進むにつれて、その理想像にはヒビが入っていく。フランクとの手紙、暗室での写真……。クロエが見ていた『完璧なレイチェル』と、現実の彼女には乖離があった。この残酷な対比こそが、無印の隠れたテーマだ

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2. BtSで描かれた「魂の共鳴」と「共犯関係」

筆者3

そして前日譚『ビフォア ザ ストーム』です。ここでは二人の出会いから、あの強固な絆が生まれるまでが描かれました。優等生で学校のアイドルであるレイチェルが、なぜ不良少女のクロエに惹かれたのか。その答えは『窒息しそうな閉塞感』でした

筆者

レイチェルは完璧を演じることに疲れていた。一方、クロエは父親の死と親友(マックス)の不在で自暴自棄になっていた。全く正反対に見える二人は、『ここではないどこか』へ行きたいという渇望で繋がったんだ

筆者2

学校をサボって貨物列車に飛び乗るシーン!あそこが最高潮ですよ!『私達ならどこへだって行ける』っていう全能感。若さゆえの無謀さ。二人が一緒にいる時だけ、世界が輝いて見えるんです。まさに運命の出会い!

  • 二人の関係を定義するもの:
  • 共犯者:大人や社会に対する反抗心の共有
  • 火遊び:互いの危険な部分に惹かれ合い、エスカレートさせていく危うさ
  • 演劇:レイチェルにとってクロエは、演技をせず「素」でいられる唯一の観客

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3. 友情か、それとも恋愛か?

筆者

ここはプレイヤーによって解釈が分かれる部分だが、BtSでは明確に恋愛感情とも取れる描写を選択できる。お前はどうした、icon

筆者2

愚問ですね!もちろん『ブレスレット』ではなく『キス』を選びましたよ!あの街灯の下でのキスシーン……歴史に残る名場面です。あれを見て『ただの友情』だなんて言わせませんよ!

筆者3

ですが、選択肢によっては『深い友情』として描かれるルートもあります。重要なのは、クロエ側からの好意は明白(日記や言動から)ですが、レイチェル側の感情はどこか掴みどころがない点です。彼女は天性の人たらしであり、クロエの好意を知りながら、それを楽しんでいるような節も見受けられます

筆者

そうだな。クロエはレイチェルに『救われた』と思っているが、レイチェルにとってもクロエは『自分を縛る鎖(検事の父親や完璧な役割)を壊してくれるハンマー』だった。互いに利用し合い、愛し合っていた。その境界線は曖昧だ

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4. 疑惑の影:フランクとジェファソンへの接近

筆者3

ここからは目を背けたくなる事実の話です。無印で明らかになった通り、レイチェルはクロエに隠れて売人のフランクと関係を持ち、さらには教師のジェファソンとも親密になっていました。これはクロエへの裏切りでしょうか?

筆者2

ううっ……。それについては考えたくない!でも、レイチェルの手紙には『クロエには言えなかった』って書いてありましたよね。きっと彼女なりに苦しんでいたんですよ!

筆者

冷徹に分析すれば、レイチェルにとってクロエとの関係だけでは『足りなかった』、あるいは『現実逃避の限界』を感じていた可能性がある。アルカディア・ベイを出るためには、金(フランク)やコネ(ジェファソン)が必要だった。彼女の行動原理は常に『ここから脱出すること』にあったからな

  • レイチェルの多面性:
  • クロエに対して:心を許せる唯一のパートナー
  • フランクに対して:危険な魅力と、町を出るための資金源
  • ジェファソンに対して:モデルとしての野心を満たしてくれる指導者

筆者3

クロエはレイチェルを神格化していましたが、レイチェルもまた一人の迷えるティーンエイジャーに過ぎなかったということです。彼女は愛に飢え、刺激を求め、その結果として破滅に向かってしまった。クロエがその『闇』の部分を知らずにいたことが、悲劇でもあり、救いでもあったのかもしれません

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5. 象徴としての「青い蝶」と「鹿」

筆者

作中に登場する動物のメタファーも、二人の関係を示唆していると言われている。特にクロエの霊獣とされる『青い蝶』と、マックスやレイチェルに関連付けられる『鹿』だ

筆者2

無印の最初、トイレでクロエに止まる青い蝶……あれが全ての始まりですよね。一説には、あれはレイチェルの魂がクロエの危機を知らせに来たんだ、って言われてますよね!泣ける!

筆者3

BtSでは、山火事の中でクロエが幻影の父親と対話するシーンがありますが、あそこでレイチェルの叫び声と共に火が燃え広がる演出は象徴的です。レイチェルは『火(Fire)』として描かれ、美しく燃え上がり、周囲を焼き尽くす。対してクロエはその火に魅入られた蛾のような存在だったのかもしれません

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6. まとめ:永遠に完成しないパズル

筆者

結局のところ、クロエとレイチェルの関係は、レイチェルの死によって永遠に『未完』のまま閉じ込められた。だからこそ、クロエの中では美化され続け、プレイヤーの心にも強く残るんだ

筆者3

もしレイチェルが生きていたら、二人はどうなっていたでしょうね。案外、互いの違いに気づいて疎遠になっていたかもしれませんし、フランクの件がバレて泥沼の喧嘩別れをしていたかもしれません

筆者2

やめて!そんなリアリティいらない!二人は永遠に親友で、恋人で、最強のパートナーなんです!カリフォルニアに行って、モデルになって、二人で海を見るんです!僕の中ではそうなってるんです!

筆者

その『もしも』を叶える夢を見るのが、我々ファンの役目であり、同人誌の領域ってやつだな。BtSをプレイした後に無印の廃品置き場(秘密基地)に行くと、見える景色がガラリと変わるはずだ。まだBtSをやっていない奴は、今すぐレイチェルに会いに行け。そして、あの短い夏の輝きを目に焼き付けろ

筆者3

ただし、結末は変えられません。その無力感も含めて、ライフイズストレンジなのです

筆者

それでは読者のみんな。良きアルカディア・ベイの旅を。乙!

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