おい、お前ら。前回は『バイオハザード レクイエム』の最新ショーケースを見て大騒ぎしたが、今回はもう少し冷静に、そして深く掘り下げていくぞ。この新作、ただの『バイオの新しいやつ』じゃない。シリーズ30年の歴史を背負い、過去の遺産を整理整頓する『集大成』になる可能性が極めて高い
集大成!いい響きですね!つまり、過去作のいいとこ取りってことですか?RE:4のアクションで、RE:2の探索があって、ヴィレッジみたいな巨乳のお姉様が出てくる……ってコト!?
お前の頭の中は常に欲望の幕の内弁当ですね。しかし、当たらずとも遠からずです。バイオハザードというシリーズは、常に『前作の反省』と『新しい挑戦』の繰り返しでした。怖すぎると言われればアクションを強め、アクションしすぎだと言われればホラーに戻す。この振り子のような歴史の中で、『レクイエム』がどこに着地しようとしているのか。歴代の代表作と比較することで、その正体が浮き彫りになるはずです
なるほど……。過去の作品と比べることで、新しいバイオがどんな『怖さ』を目指しているのか分かるんですね。私、心の準備をしておきたいので、ぜひ教えてください!
うむ。今回は歴代の金字塔である『初代』『4』『7』『RE:2』『ヴィレッジ』の5作品と徹底比較し、レクイエムの立ち位置を予測していくぞ
1. 【VS 初代バイオハザード】「無知の恐怖」への回帰
まず比較対象になるのは、全てのアダムとイブ……すなわち『初代バイオハザード(およびRE:1)』だ。この作品の怖さの本質は何だったと思う?
えっと、ゾンビが振り返るシーン?それとも窓ガラスが割れる犬?
それは演出です。本質は『閉鎖空間』と『情報の欠落』にあります。洋館という逃げ場のない場所で、何が起きているのか全く分からないまま放り出される。敵の正体も、脱出方法も不明。この『訳が分からない』という不安こそが、初代の恐怖の源泉でした
その通りだ。しかし、シリーズが進むにつれて『アンブレラ』だの『プラーガ』だの『B.O.W.』だの、プレイヤー側の知識が増えすぎてしまった。『ああ、どうせまたウィルスでしょ?』という慣れが、恐怖を薄れさせていたんだ
レクイエムはどうなる?
今回の『レクイエム』は、この『情報の遮断』を徹底しているように見える。ショーケースでも、具体的な敵の正体や感染原因については一切語られていない
確かに、新主人公のグレースさんは一般人だから、何も知らない状態でのスタートですよね。私たちプレイヤーも、彼女と同じ目線で『ここはどこ?』『あれは何?』って震えることになりそうです
世界規模のバイオテロを描いた『6』などとは真逆で、舞台を限定的なエリアに絞り、初代のような『濃密な閉鎖空間での探索』に回帰するでしょう。久しぶりに『扉を開けるのが怖い』というあの感覚が味わえそうです
2. 【VS バイオハザード4】アクションは「手段」か「目的」か
次は僕の大好きな『バイオ4(RE:4)』ですね!あれこそ最強!敵を撃ちまくって、体術で吹き飛ばす!レクイエムでも、レオンが出るなら当然、回し蹴りはありますよね!?
そこが最大の議論ポイントだ。バイオ4は革命的な傑作だったが、同時にシリーズを『ホラーゲームからアクションシューティング』へと変質させてしまった作品でもある。敵を倒すことが『恐怖の克服』ではなく『爽快感』になってしまったんだ
RE:4ではパリィまで実装され、レオンはもはや超人と化しました。しかし、今回の『レクイエム』の空気感を見る限り、あそこまでの『無双ゲー』にはならないでしょう
レクイエムはどうなる?
予想だが、レクイエムにおける戦闘は『推奨されない選択肢』になるはずだ。アクションシステム自体はRE:4ベースで快適だが、弾薬が極端に少ない、敵が硬い、あるいは倒してもメリットが薄い
戦えるけど、戦ったら損をする……みたいな感じですか?それだと、敵を見つけた時に『倒そう!』じゃなくて『逃げようかな……どうしよう……』って迷うことになりますね
そうです。アクションを完全に捨てるわけではなく、『戦うことのリスク』を跳ね上げる。これにより、4のような操作性を持ちながら、プレイ感覚はサバイバルホラーに戻る。これがカプコンの狙いでしょう
3. 【VS バイオハザード7】精神を削る「生理的嫌悪感」
シリーズの起死回生を図った『バイオ7』。これはもう、怖さのベクトルが違った。カビ、虫、腐敗、そして狂気。生理的に『嫌だ』と思わせる演出のオンパレードだったな
思い出させないでください!あのベイカー家の夕食!虫が這い回る鍋!VRで見た時の吐き気!あれはもうゲームじゃない、拷問ですよ!
しかし、それが『ホラー復権』の決定打となりました。FPS(一人称)視点を採用し、没入感を極限まで高めた結果です。レクイエムはTPS(三人称)視点がメインのようですが、この『精神的にクる演出』は継承しているはずです
レクイエムはどうなる?
映像を見る限り、レクイエムのグラフィックは7の『汚らしさ(褒め言葉)』と、REエンジンの『美しさ』が融合している。暗闇の湿度、壁のシミ、環境音の不快さ。これらは間違いなく7の遺伝子だ
ジャンプスケア(ビックリ箱)だけじゃなくて、いるだけで嫌な気持ちになる場所……。グレースさんのパートは、特にそういう『じっとりした怖さ』になりそうですね
4. 【VS バイオハザード RE:2】探索と管理の「黄金比」
そして、現代バイオの最高傑作との呼び声高い『RE:2』だ。これは探索、パズル、戦闘、リソース管理のバランスが神がかっていた。マップを行ったり来たりする(バックトラッキング)のが苦にならないレベルデザインは、芸術的ですらある
RE:2の素晴らしさは、『タイラント』という流動的な脅威と、『警察署』という緻密に組まれた箱庭にあります。どのルートを通れば安全か、どの部屋にアイテムを残しておくか。プレイヤーの戦略が試される作りでした
レクイエムはどうなる?
俺は、レクイエムのゲームシステムは『RE:2の正当進化』になると踏んでいる。つまり、広すぎないが複雑に入り組んだマップを、鍵とアイテムを探しながら探索するスタイルだ
あー、あの『鍵を手に入れたから、あそこのドアが開く!』って気付いた時のアハ体験ですね!でも、戻ろうとしたらリッカーが窓から入ってきて絶望するやつ!
そう。レオンとグレース、二人の主人公がいることで、『レオンが開けたルートをグレースが通る』あるいはその逆といった、ザッピングシステム的なマップギミックも期待できる。RE:2の完成されたシステムをベースに、さらに物語性を強めたものになるだろう
5. 【VS バイオハザード ヴィレッジ】スケールの縮小と「凝縮」
最後に、前作にあたる『ヴィレッジ(8)』だ。これは城、屋敷、湖、工場と、まるでテーマパークのようにバラエティ豊かなステージが用意されていた。アクションも派手で、物語のスケールも大きかった
ヴィレッジはエンターテインメントとしては最高でしたが、後半にかけて完全に『戦争』になってしまい、ホラー要素が薄れたという批判もありました。風呂敷を広げすぎた感は否めません
レクイエムはどうなる?
レクイエムは、このヴィレッジへの『揺り戻し』が起きる。スケールを拡大するのではなく、縮小し、密度を上げる方向だ
世界を救う!みたいな大きなお話じゃなくて、もっと個人的な、目の前の恐怖と向き合うお話になるってことですか?
その通り。派手なボス戦や大量の敵よりも、一体の敵との命がけの駆け引きや、一人の人間の心理描写に重きを置く。『レクイエム(鎮魂歌)』という静かなタイトルからも、お祭り騒ぎだったヴィレッジとは真逆の、静謐で重厚なホラーを目指していることが伺える
6. 結論:レクイエムは「正しいバイオ」の最終形態
これまでの比較をまとめると、レクイエムの正体が見えてくる
- 世界観:初代のような「閉鎖空間」と「情報の遮断」
- 操作性:RE:4のような快適なTPSだが、戦闘は推奨されない
- 雰囲気:7のような生理的な嫌悪感と精神的恐怖
- システム:RE:2のような探索重視のマップデザインとリソース管理
- 規模感:ヴィレッジよりもコンパクトだが、密度が濃い
まさに『全部入り』ですが、単なる寄せ集めではありません。過去の実験と成功を経て、『バイオハザードとして最も美しい形』に整えようとしている。それが本作の狙いでしょう
つまり、怖くて、面白くて、探索しがいがあって、レオンがカッコいい!最強じゃないですか!もう失敗する要素がないですよ!
ああ。カプコンは『バイオハザードとは何か』という問いに対し、30年かけて出した一つの答えをこの作品で提示しようとしている。これは単なる続編ではない。シリーズの歴史に一つの区切りをつける、記念碑的な作品になるはずだ
なんだか、プレイするのが怖いのと同時に、すごく楽しみになってきました。バイオハザードの歴史を感じながら、大切に遊びたいと思います
発売まであと少し。過去作をプレイし直して、『恐怖の変遷』を復習しておくのもいいだろう。俺たちの準備運動はまだ終わっていないぞ!解散!
乙!検索!検索!『バイオハザード 全作品 ストーリーまとめ 動画』!
横着せずに自分でプレイしなさい。乙!



