『Resident Evil Requiem』は、
単なる最新作というよりも、シリーズ全体の流れを整理する役割を担う作品になる可能性が高い。
「バイオハザードは毎回“前作の反省”を抱えて作られるシリーズです。Requiemも例外ではないでしょう」
この記事では、
歴代バイオハザードの代表作と比較しながら、
Requiemがどの立ち位置に来るのかを予想していく。
① 初代バイオ(RE1)との比較
閉鎖空間と“わからなさ”
初代『バイオハザード』の最大の特徴は、
- 舞台が限定されている
- 何が起きているのか分からない
- 敵よりも「環境」が怖い
という点にある。
プレイヤーは屋敷という閉鎖空間に放り込まれ、
情報不足のまま探索を強いられる。
「初代の怖さは、敵の強さではなく“理解できない状況”そのものにありました」
Requiemとの共通点予想
Requiemも、
- 舞台は限定的
- 世界規模の事件ではない
- 状況説明をあえて省く
という初代回帰の構成になる可能性が高い。
つまりRequiemは、
初代が持っていた“原始的な恐怖”を現代技術で再構築する作品になると考えられる。
② バイオ4との比較
アクションとホラーの境界線
『バイオハザード4』は、
シリーズを大きく変えた転換点だった。
- エイム主体の戦闘
- 敵を倒す爽快感
- ステージ構造の明確化
これにより、
「怖いけど遊びやすい」作品として評価された。
「4は名作ですが、ここからバイオは“撃つゲーム”に寄っていきました」
Requiemとの違い予想
Requiemでは、
- 敵を倒す前提の設計ではない
- 戦闘はリスクの高い選択肢
- 弾薬管理の比重が高い
など、バイオ4以降の路線からは一歩引いた作りになる可能性がある。
アクション性を完全に捨てるわけではないが、
主役には戻さないという立ち位置だろう。
③ バイオ7との比較
ホラー回帰の成功例
『バイオハザード7』は、
- 一人称視点
- 少人数キャラクター
- 家庭的で生々しい恐怖
により、シリーズの評価を立て直した。
「7は“バイオはまだ怖くできる”と証明した作品でした」
Requiemは7の進化形か
Requiemも、
- 個人に焦点を当てた物語
- 身体的・心理的な恐怖
- 過度な派手さを抑えた演出
という点で、7と近い思想を持つ可能性が高い。
ただし、
完全な一人称ではなく、
- 三人称ベース
- 一部で一人称的演出
といった折衷案になると予想される。
④ RE2リメイクとの比較
現代バイオの完成形
RE2リメイクは、
- 探索
- 緊張感
- 現代的操作性
を高い次元で両立した作品だった。
「RE2リメイクは、シリーズの“理想形”の一つだと思います」
RequiemはRE2路線を継承するか
Requiemは、
- マップ構造
- 敵配置
- リソース管理
の面で、RE2リメイクに最も近い作品になる可能性がある。
特に、
- 強敵を避ける選択
- 何度も通るマップ
- 音による緊張演出
といった要素は、
Requiemでも重要な柱になるだろう。
⑤ Villageとの比較
派手さからの揺り戻し
Villageは、
- スケールの大きさ
- 多彩な敵
- アクション性の強化
が特徴的だった。
一方で、
- 後半の恐怖感の低下
- 戦闘主体への偏り
も指摘されている。
「Villageは楽しいですが、“怖さ”という点では好みが分かれる作品です」
RequiemはVillageの反動
Requiemは、
- スケールを縮小
- 敵の数を絞る
- 恐怖の密度を上げる
方向へ調整される可能性が高い。
これはVillageを否定するのではなく、
バランスを取り戻すための必然的な流れと言える。
⑥ Requiemの立ち位置まとめ
歴代作と比較すると、
Requiemは以下の要素を併せ持つ作品になると予想できる。
- 初代の閉鎖感
- バイオ7の心理的恐怖
- RE2リメイクの設計思想
- Village以降の技術力
「派手な革新作ではありませんが、シリーズを整える重要な一本になると思います」
結論|Requiemは“次の時代への区切り”
Resident Evil Requiemは、
- 過去を否定せず
- 成功例を取捨選択し
- 次世代へ繋ぐ
という役割を持つ作品になる可能性が高い。
「Requiemは“新しいバイオ”というより、“正しいバイオ”を提示する作品になりそうです」
派手な驚きよりも、
じわじわと評価されるタイプの一作になるだろう。